なぜなのかはわからないが、中国の各省の航空会社は、このビデオづくりに相当なエネルギーと費用を使っている。中国の空は中国国際航空や中国東方航空といった国レベルの航空会社から、省単位の航空会社の時代に入りつつある。日本に乗り入れる航空会社も多い。そんな航空会社は、自分の省のPRにこの種のビデオを使おうとしている。省都を走る観光バスを飛行機に設定したり、運河ボートが飛行機になったり。それはもう、百花繚乱というか、玉石混合というか。

 ほかにやることはあるような気がするが、彼らの感性に合うのは、この種のビデオを使ったPRらしい。映画もビールもないが、まずはビデオ。この方が幹部の受けがいいのだろうか。中国らしい話だが。

暮らしとモノ班 for promotion
大人向けになった!「プラレール リアルクラス」は飾って良し、走らせて良しの再現度にときめく