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令和最初となる国民的歌の祭典「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が14日に発表された。
注目の初出場はKis-My-Ft2、GENERATIONS from EXILE TRIBE、Foorin、King Gnu、日向坂46、Official髭男dism、菅田将暉、LiSA。
最多出場は、49回目となる五木ひろし、続いて42回の石川さゆり。
昨年、大塚国際美術館(鳴門市)からの中継で圧巻のパフォーマンスを見せた米津玄師。今年は自身が作詞作曲した「パプリカ」を歌う「Foorin」が出場決定。米津のサプライズ出演もあるかもしれない。
出場が期待されていた朝ドラ「なつぞら」の主題歌を担当したスピッツと、デビュー40周年の竹内まりやの発表はなかった。これからの交渉を期待したい。
長年紅白を取材してきた芸能リポーターの石川敏男さんは、今回の出場歌手の面々を見てこう言う。
「ネットを中心に支持があるLiSAが選ばれたのが象徴的なように、今やCDの売り上げだけで出場者を選べなくなったのがNHKの悩ましいところです。今後はますます誰もが知っている、誰もが歌える歌手の出場は少なくなってきますよ」
昨年の「平成最後の紅白」は、エンディングでの桑田佳祐とユーミンの超ド級のパフォーマンス、米津玄師の幻想的な中継、北島三郎の復活など、大きな盛り上がりを見せた。
司会を務めるのは、紅組は綾瀬はるか、白組は嵐の櫻井翔。2016年から掲げてきたテーマ「夢を歌おう」の最後となる今年。大晦日の夜、どんな夢を見せてくれるのだろうか。(AERA dot.取材班)