カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。単独ライブ「放送禁止2019」が12月26~28日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで開催。10月27日からチケット発売(撮影/小原雄輝)
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。単独ライブ「放送禁止2019」が12月26~28日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで開催。10月27日からチケット発売(撮影/小原雄輝)
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(※写真はイメージ Getty Images)
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 10月1日から消費税が10%に。お笑い芸人のカンニング竹山さんが考える「損しないための秘訣」とは?

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 この1週間ぐらい、テレビでも急に増税にまつわる話が特集されていましたよね。軽減税率で持ち帰りと店内で食べるときの税金が違うとか、何が買いなのかとか、キャッシュレス決済でポイント還元されるとか……。スーパーとかでトイレットペーパーとか歯磨き粉とか買いだめしている映像がよく流れていましたけど、本当に買いなのは増税された今からですから!

 増税前に買うべきなのは、住宅ぐらい高額なものだけ。あとは増税後に、同じぐらい安くなります。これは増税のとき毎回そうですが、セールをやらないと経済が回らなくなって、店側も安くしなきゃいけなくなるんですよね。僕も含めてだけど、そもそも税金のことってみんなあまり知らないから、ついのせられて買っちゃうんです。

 ぐっとこらえたみなさん、おめでとうございます。英断でした。

 実際に、一昨日とそんなに変わらないでしょ。勘違いしがちなのは、8%から10%に上がるのに、0から10%になるような感覚になっていませんか? 消費額は人によって違うけど、年間でだいたい1人2万円ぐらいの負担になるらしい。それでも節約したいというのはそうなんだけど、今からのセール期間が買いだということです。しばらくすると定価に戻りますからね。

 そんなことよりも、軽減税率をなぜやるかという根本的なことを考えなきゃいけないと思うんです。消費税って、所得が低い人のほうが負担が重くなってしまうものだけど、将来的に20%とか30%ぐらいまで引き上げなきゃ国が持たないぞという経済学者は多いですよね。そうなったときのために今から軽減税率をつくっておいて、贅沢品は20%だけど食料品とか生活に必要なものは変わらず10%ですよということができるようになる。そうすると生活面の安心感はあるわけです。そのスタートが、今回なんですよね。

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