今季は独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属した西岡剛 (c)朝日新聞社
今季は独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属した西岡剛 (c)朝日新聞社
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「過去にNPB球団を戦力外となり、独立リーグを経て復帰した選手の復帰前、復帰後の成績」
「過去にNPB球団を戦力外となり、独立リーグを経て復帰した選手の復帰前、復帰後の成績」

 レギュラーシーズンが終了し、あとはクライマックスシリーズ、日本シリーズを残すのみとなった今年のプロ野球。シーズン終盤にはベテラン選手の引退試合、セレモニーも多く行われたが、現役続行を希望する選手も少なくない。

【表】独立リーグから復帰した選手の復帰前後の成績を比較 一覧はこちら!

 近年、そんな選手たちがNPB復帰を目指して一時的に国内の独立リーグでプレーするケースも増えてきている。しかし実際に再度NPB球団との契約を勝ち取れる選手は非常に少なく、昨年オフに阪神を退団した西岡剛も今季はBCリーグの栃木でプレーしたが、結局シーズン中に声がかかることはなかった。

 今までに一度NPB球団を戦力外となり、独立リーグを経て復帰を果たした選手とその復帰前、復帰後の成績を調べてみると下記の通りとなった。

正田樹(日本ハム→阪神 ヤクルトで復帰)
復帰前:84試合24勝37敗0セーブ0ホールド
復帰後:39試合1勝1敗0セーブ4ホールド

山田秋親(ダイエー・ソフトバンク ロッテで復帰)
復帰前:98試合15勝11敗1セーブ0ホールド
復帰後:28試合1勝0敗0セーブ2ホールド

金森敬之(日本ハム ロッテで復帰)
復帰前:60試合5勝3敗0セーブ2ホールド
復帰後:27試合1勝0敗0セーブ1ホールド

小林宏之(ロッテ→阪神 西武で復帰)
復帰前:370試合75勝74敗29セーブ28ホールド
復帰後:15試合0勝0敗0セーブ3ホールド

藤川球児(阪神→カブス→レンジャーズ 阪神で復帰)
復帰前:562試合42勝25敗220セーブ102ホールド
復帰後:204試合17勝10敗21セーブ60ホールド

三家和真(広島 ロッテで復帰)
復帰前:一軍出場なし
復帰後:29試合6安打1本塁打5打点0盗塁

岩本輝(阪神 オリックスで復帰)
復帰前:21試合4勝2敗0セーブ0ホールド
復帰後:26試合1勝4敗0セーブ6ホールド

古村徹(DeNA DeNAで復帰)
復帰前:一軍出場なし
復帰後:一軍出場なし

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西尾典文

西尾典文

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

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なぜNPBへの復帰は難しいのか…