──もてない芸人にはどんなコメントを?

山里:しずちゃんが僕に言ってくれたんです。「まじめに頑張ってればいいことあんねんな」と。いろんな人に気持ち悪いとか言われたり炎上したりがあった。そんな世界でも一生懸命やっていればこんな素敵なゴールを用意してくれるんだと。僕みたいな戦い方をしている芸人さんの励みになれば。

──「ビジネスもてないキャラ」ではなかったんですね。

山里:よく言ってもらえるのは「ビジネス非モテ」ではないかと。蒼井さんが僕のことを好きになってくれただけで、そこまでモテモテだったわけじゃない。たまたま一回この人に好きになってくれたからといって「モテていた」という裏返しにはならない。なのでこれからもチャラチャラしたやつらに怒りをもたないかと言ったら、怒りを持つと思います。今は怒りをもたれてる側?だとしたら光栄ですね。

──交際から2か月ということだが、同居は?

山里:していない。新聞では「行き来していた」とはありますね。

──2カ月間という交際期間だが、お互いでここは直してほしいところは。

山里:ないです。すごいんです。めちゃくちゃごはんうまいし。一番キュンとするのは、付き合う前にみんなで飲んでいるときに(蒼井が)いそいそとしだしたんです。「どうしたの?」と聞いたら「終電が……」と。むちゃくちゃキュンとしません?「タクシー乗ればいいじゃん」と言ったら「まだ時間あるから」と。その背中がもう。あとメシほんとうまいんです。

蒼井:何かあったほうがいいとは思ってアラ探ししてみたのですが、ないですね。

──生活の主導権はどちらに?

山里:結構ぼくですね。(財布の紐とかについては蒼井が)すごいしっかりしているので、スーパーも安いほうに行ってくれたりとか、お任せした方がいいのかな。

──会見前までに著名人に報告は?

山里:さんまさんに伝えたら「わかった、ほんなら家行くわ」と。

蒼井:山田洋次監督に。直接会うタイミングなくて、手紙を書きました。本当に緊張して。(失敗して何度も書き直して)便せんを全部使い切りました。清書しようと思っても、どこか失敗してしまって。何回もです。

──どんな家庭を築いていきたいか?

山里:好きなものを一緒に見て笑って。(蒼井は)笑っている姿がすばらしいので、その姿をみられるよう、一生懸命頑張りたい。この世界にいられるよう頑張って「面白いね」とほめてもらえるよう。

──ごはんがおいしいと。具体的にどんなものをつくってもらった?

山里:グリーンカレーです。カレーじゃないんです、グリーンカレーです。カレーというジャンルで一発目でグリーンにいくとは。度肝を抜かれましたね。ココナッツミルクの使い方がうまいんです。

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?
次のページ