「マル・マル・モリ・モリ!」のヒットは2011年。芦田愛菜 (c)朝日新聞社
「マル・マル・モリ・モリ!」のヒットは2011年。芦田愛菜 (c)朝日新聞社

 2011年頃に子役として大活躍した芦田愛菜(14)が再び脚光を浴び始めている。数年前まで学業のため芸能活動をセーブしていたようだが、最近になってテレビ番組などにたびたび出演。大人顔負けの受け答えを見せ、そのコメント力に称賛の声が相次いでいる。

伝説の子役、大橋のぞみは今……

 特に注目を集めたのは、5月に出演したNHKの改元に伴う特別番組。令和を迎えたことについて、「歴史的には、譲位されて上皇となった天皇がたくさんいるってことは知っていたので、上皇さまとお呼びすることに混乱はありません」「気持ちが一新されて、前向きな気持ちになっています」などと落ち着いた様子で語り、SNS上では「14歳とは思えない素晴らしさ」と、驚きの声が多く寄せられた。

 才色兼備かつ、そつのない振る舞いからネット上では“芦田プロ”と呼ばれることがある彼女。名門中学に通い、演技力も抜群。そして大人顔負けのコメント力――「完璧」という言葉しか思い浮かばないが、そんなイメージとは裏腹に、意外にも年頃の女の子っぽい人間らしさが垣間見えることもある。

 例えば、コメント力に定評のある芦田も時には言葉を詰まらせることが。バラエティ番組で藤田ニコルが9科目中8科目「1」という中学3年生の時の成績表を公開し、芦田はその感想を聞かれたのだが、「えっ……」と絶句。さらに、藤田から「友達にはいないタイプだよね」と振られると「でも、いや……」と、全く言葉が出てこなかった(「池上彰と“女子会”」2018年4月16日放送)。

 一方、どうやら芦田はスポーツ全般が苦手なようだ。水泳では、25メートル泳ぎ切れるまで補習授業に行かなくてはならないと明かしていたことも(「怪盗グルーのミニオン大脱走」公開記念舞台挨拶、2017年7月22日)。さらに球技も苦手で、ドッヂボールやバレーボールで活躍できない運動オンチだという(『誰だって波瀾爆笑』2017年8月13日放送)。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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