元テレビ朝日のフリーアナウンサー、小川彩佳アナ(34)が6月3日の放送からTBS系「NEWS23」のメインキャスターに就任することが発表された。早速「夜の女子アナ戦争」「“報ステ”と激突」「キャスター戦争勃発」などバトルを煽るタイトルがネットニュースを賑わせているが、実際のところ女子アナ起用で視聴率やニュース番組の質はどこまで変わるのか―。
「昨年10月には、元NHKで知名度が高い有働由美子が日本テレビ系「news zero」のメインキャスターに就任。でも、あれだけ鳴り物入りで就任した有働でさえ数字的には苦戦しています。4月からフジテレビ系の「Live News it!」のメインキャスターとなった加藤綾子も然り。小川が登場する6月3日以降、数字にどんな変化が起きるか、業界内では注目されています」(テレビ局関係者)
「小川に代わって降板する雨宮塔子アナが悪かったか、といえばそうでもなく、さらに『報道ステーション』の徳永有美はあれほど不倫スキャンダルでイメージダウンがありながら、健闘している。要はニュース番組のスタンス次第」(テレビ局関係者)
夜の11時台のニュースは「news zero」「NEWS23」のほかに、大江麻理子アナがメインキャスターを務めるテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト(WBS))はじめ、NHKでは井上あさひアナの「ニュースきょう一日」、フジテレビ系でも三田友梨佳アナを月~木曜メインキャスターにした「FNN LiveNews α」がスタートしている。
「テレビ朝日系の看板ニュース番組『報道ステーション』は元同局の徳永アナが13年ぶりに復帰しましたが、関東地区の平均視聴率は10%前後と安定し独走しています。ただ開始時間が約1時間早いので、一概に比べることはできませんが、『報ステ』に続くのが8~10%台の『news zero』、次が5%前後で『NEWS23』や『ニュースきょう一日』『FNN-』『WBS』などが横並びでしのぎを削っています」(スポーツ紙記者)