■音楽関係者「静かに騒動が収まるのを待ったほうがいい」

 電気グルーヴには根強いファンがおり、CDなどの作品が販売自粛となったことに反対署名が提出されている。また、多くのミュージシャンたちからも電気グルーヴを応援しようという声が上がっている。

「有名なヒップホップDJのDJ HASEBEは、事件直後に出演イベントで電気グルーヴの曲をプレイするなどしているほか、盟友のスチャダラパーが行った野音のライブイベントでは、小出しに電気グルーヴの曲をかけた。このとき、電気グルーヴとかスチャダラパーがかつて一緒に作った『Twilight』という曲が珍しく披露され、ファンは涙していました。電気グルーヴのカラオケは今も配信停止になっておらず、一部のファンは『歌って応援しよう!』という機運が高まっています」(音楽誌の編集者)

 一方で、一部関係者からは違った意見もあるようだ。

「もちろん、いちファンとして応援していますが、本音で言うと卓球さんも含めて『みんな少し黙っていようよ』です。作品回収などについては異論や反論があることも当然、承知していますが、ファンの署名で発売が解禁されたら、それはそれでやはり世間から反発が来ることは必至でしょう。またぞろ『バイキング』ほかワイドショーで話題にされてしまいますからね。するとますます瀧さんの復帰も遠のくはずです。卓球さんがSNS上での”パフォーマンス”はファンにとってはありがたいことですが、それも結局、ファン以外の瀧さんの犯罪に対して懐疑的な人たちを煽ることにつながってしまう。今は瀧さんも罪を認めているので、静かに判決を待った上で騒ぎが静まることが先だと思います。どうせ世間で騒いでいる人たちは、騒動が収まったら電気グルーヴの動向なんて見向きもしないわけですからね」(音楽配信会社の関係者)

 卓球の周囲には今も多数のパパラッチがつきまとい、大変な騒ぎとなっている。

「瀧さんの保釈時はとんでもない数のマスコミが詰めかけたほか、実家や経営していた飲食店にも多数の芸能記者たちが押しかけています。保釈中の瀧さんが卓球さんと接触する可能性があるため、常に張られている状態とのことです。週刊誌ネタとしては今、2人のツーショットはどうしてもほしいですからね」(週刊誌の芸能担当記者)

 騒動の行方はどうなるのだろうか。電気が再び灯る日は来るのだろうか。(ライター・黒崎さとし)

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