沢口靖子(53)が主役を務め、現行の連続ドラマの中で最も長寿シリーズとなる『科捜研の女』(テレビ朝日系)が4月18日からスタートした。1999年の放送開始から20周年を迎え、さらにテレビ朝日開局60周年記念として来年3月までの1年間のロングランで放送するという。
同ドラマは沢口演じる京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に研究員たちが最新の科学捜査テクニックを駆使しながら真相解明していくサスペンスだが、徹底的にリアリティーを追求して作り上げることでも知られる。
ドラマスタート時は30代だった沢口だが、20年経った現在も「いまだ容色衰えず、変わらぬ美貌を保ち続けています」と話すのは、スポーツ紙記者だ。
「正統派美人で清純派。これまで大きなスキャンダルもなく、熱愛の噂もないことから沢口が結婚しないことは“芸能界の七不思議”といわれているほど。プライベートはベールに包まれたままですね」(同)
沢口は後に長澤まさみや上白石萌歌を輩出した「東宝シンデレラオーディション」の第1回グランプリを受賞して芸能界入りした。その後、映画「刑事物語3 潮騒の詩」(1984年)でデビューし、同年公開の「ゴジラ」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、NHKの朝ドラ『澪つくし』(1985年)のヒロインに抜擢されるなど順風満帆な女優人生を歩み始めた。