それで、3月初旬、親族宅から実父母宅に戻って、実父母と生活を開始しました。3月19日、児童相談所職員が学校訪問に行って、本児と面接をしております。本来、もう少し早く予定をつけて、本児に先ほどの手紙にされた意向、その経過を確認すべく予定を立てていましたが、担当職員の方の緊急的な対応があったり、予定がつかなくなり、結果的に3月19日に訪問となりました。
そのなかで3月19日、柏児童相談所3名が二ツ塚小学校を訪問。女児と面接をしております。以前の訪問で、父が見せた手紙について聞きました。
(心愛さんの話によると、手紙を書いた時は)父が仕事でいない時に母に会いにアパートに帰っていた。その時に父から母にメールがあり、「女児にこういう手紙を書くように」と内容を書いていて、女児がそれを見ながら書き写したという内容でした。
児童相談所職員が「じゃあ、そこに書いてあったのは女児の気持ちとは違う感じ?」というふうにたずねると、(心愛さんは)「でも、お父さんとお母さんに早く会いたい、一緒に暮らしたいと思っていたのは本当のこと」というふうに答えております。
今回の手紙という内容について、またはそれについての経過は以上になります。
(AERA dot.編集部/西岡千史)