若い女性が年上の男性から経済的な支援をしてもらう代わりにデートをしたり、肉体関係を持つ「パパ活」がブームとなる中、「ママ活」も賑わっている。
「端的に言えば『パパ活』の男女逆転バージョンで、若い男性が経済力のある年上の女性に経済的な支援をしてもらうというものです。以前から既存の出会い系サイトやSNS上で『ママ活』らしき活動は行われていたのですが、今夏には『ママ活』に特化したアプリも誕生するなど、ここに来て盛り上がりを見せています」(ママ活を取材する記者)
さらに、今後「ママ活」ブームを後押しする動きもあるという。
「以前から飲食業界やホテル業界では『女子会プラン』などを展開するなど、女性ユーザーの獲得に力を入れていますが、その背景には女性の社会進出による経済力の向上に加えて、"消費習慣"という観点もある。女性は日頃から化粧をしたり、ファッションに気を配るなど、総じて男性以上に日常的にお金を使う機会が多く、今や日本経済を支えているのは女性という見方もあります」(広告代理店関係者)
裕福な女性と付き合い、面倒を見てもらう「ヒモ」と「ママ活」の違いはあるのか?
「そもそも高級クラブとホストクラブの客単価などにも表れていますが、古くから水商売の世界では『本気になったら男性よりも女性の方が金遣いは派手』という認識があります。エンタメ業界においても、メジャーデビュー前の男性アイドルやバンドマン、下積み時代のお笑い芸人なんかの生活を支えているのは女性ファンですからね。今後『ママ活』が『パパ活』以上の市場規模になる可能性は十分にあり、大手広告代理店などを中心に水面下で『ママ活』ブームを巻き起こそうという動きもあるようです。昔ならヒモですが、今風にソフトに言えば、『ママ活』になります」(同前)
では実際にはどんな女性たちが「ママ活」を楽しんでいるのか?
「ママ活」事情に詳しい女性アダルト誌の編集者はこう解説する。