タエ:「英語と物理オリンピック」は作戦済みだったんですけどね。推薦で行けたらラッキーじゃないですか。東大模試ではA判定が取れていたので、ほっとしましたね。
キリ:うん、「自分が勉強したな」と思うのは、東大模試のときと、定期テストの歴史くらい(笑)。
母は「俺のことが世界一好きな人」
――中学時代は首席、高校でもトップクラスの成績で6年間学費を免除されたキリさん。「どんな子どもにでも、その子に秘められた特別な力があるから、親はそれを信じて種まきをして、サポートをするだけ」とタエさんは話します。そんな親子関係があるからこそ、常に自然と学びに向き合えたのかもしれません。
キリ:母は「俺のことが世界一好きな人」だと思います。自分が何を選んでも受け入れてくれますし。他の人と比べたりしないとか、あまり物事を気にしないのは、お互いに信頼しているという絶対的な基盤があるから。性格も自分と母は似てるんちゃうかな。
タエ:似てると思う。
キリ:自分は楽天的で考えることが好きで、鉛筆と紙があれば一生楽しんで生きていける。
タエ:自己肯定感も高いよね。
キリ:「自分が愛されている」という実感があるから、自分を愛せている気がします。とにかく毎日楽しく過ごしています。それは完璧に言えることですね。
タエ:いちばん守りたかったところが育っていてうれしい。
キリ:やりたいことは全力でやらせてくれているので、そこは揺らがないですね。
(構成/久次律子)
※前編<小6で英検1級、推薦で東大合格した息子が語る、母の“英語子育て”「勉強させられていると感じたことは一切なかった」>から続く
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