――4人目の育児はどうですか?

 今回が最後の出産・育児だと思うので、赤ちゃんの成長のすべてをかみしめながら過ごしています。昨日も初めて寝返りをしたんですが、「早く、動画撮らなきゃ!」って。2人目、3人目のときは何気なく見過ごしていたことも、もう2度とみられないと思うとテンションが上がりますね(笑)。

 子どもが4人いる生活も、意外と大丈夫でした。寝かしつけにしても、子どもが1人とか2人のときのほうが、大変だったかもしれません。今は9時前になると、8歳の長女が5歳と3歳の弟2人を連れて寝室に行って、子どもたちだけで寝てくれるので、助かります。

第4子が産まれ、6人家族となった加藤さん一家(提供)

しっかり者の娘とマイペースな息子たち

――お子さんたちはどのように成長していますか?

 子どもたちはそれぞれ違う世界を持っていて、面白いですよ。8歳の長女はすごく面倒見がいい性格で、弟たちや赤ちゃんのお世話も率先してやってくれます。女同士で共感できるところもたくさんあるのですが、私が長女くらいの年齢のころはもっと自分勝手に生きていたので、ときどき心配になることも。周りに気を遣っているんじゃないかな、とか、心の中に色々な気持ちをためこんじゃっているんじゃないかな、って。私は兄と2人きょうだいの下の子で、娘は4人きょうだいの一番上という違いも関係あるかもしれませんね。

下の子たちのめんどうをよく見るという長女(右)(提供)

――5歳と3歳の息子さんたちはどのような性格ですか?

 長男と次男は、どちらもマイペースです。長男は自分自身のこだわりがたくさんあって、その中で生きている感じ。3人の中では一番私に似ているかもしれません。好みがはっきりしていて、自分が好きな色のペンを弟に取られて使えなくなると「もうイヤだ、いらない!」って、せっかく上手に出来た塗り絵を破いちゃうんです。私も小さいころはそういうタイプだったので、すごく気持ちがわかりますね。

 次男も面白いですよ。この前夕飯に何を食べたいか聞いたら、「ママが買って来たピザが食べたい!」って(笑)。上の子たちは「ママが作ったきんぴらが食べたい」とか「お肉とお芋の煮物が食べたい」とかリクエストしてくれたんですけどね。「仕事の帰りに買って来たピザ、おいしかったよね! ママが買って来たからおいしかったんだよね!」って答えておきました(笑)。

きょうだい仲良し!(提供)
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