子どもも小学生にもなるといつの間にか体が大きくなってくるもの。そんなときにふと気になるのが「いつまで一緒に寝るか問題」。幼児の頃のような添い寝もいつかは卒業? 子どもの自立のために、親子の距離はどうすればいい? 男子3兄弟を育てているコミックエッセイストのtomekkoさんがハッとした、成長途中の子どもの寝かしつけと心のケアとは。
古今東西、各家庭の子育て事情はさまざまで、失敗したなぁ、こうすればよかったかな……と振り返ることはあってもあくまでも「わが家・わが子にとって」の正解であって、人類共通の「絶対的正解!」なんてものは不老不死の薬みたいなもんで永遠に手にすることはないんですよねぇ。
でも、だからこそ「みんなはどうしてる!?」が知りたくなるわけですが。
私にとって子育ての中でも特に知りたい「みんなの事情」が寝かしつけ問題。
いつか統計とってみたいんだけど、子どもの寝かしつけや添い寝って、何歳ぐらいまでやってますか? やってましたか?
性教育については価値観がぴったり合った夫と私ですが、寝かしつけだけはちょっと違いました。
夫は、小学校に上がったら各自自分の部屋で寝るべき派。
私は、本人が1人で寝るというまではよいのでは?派。
性教育のエピソードを紹介する記事(関連記事・母ひとりで幼児息子連れのお出かけ、「トイレ」はどうするのが正解? 男児3人の母が考えるわが家の「性教育」)でも紹介しましたが、姉のいる夫は早い段階でお風呂や部屋も分けていたそうで、小学2年生のころには確実に自室で一人で寝ていたため、3兄弟もいつまでもお母さんと一緒じゃなきゃ寝られない、でいいのか?と気になっていたようです。
一方私は一人っ子。幼稚園の時に新しい家が建ち、自分の部屋はあったものの一人で寝るのはなかなか勇気が出ず、両親の寝室の空きベッドで3~4年生までは寝ていたと思います。その後も怖い話を見た日やうまく眠れない日は自室と両親の部屋を行ったり来たりして、好きな場所で眠っていたと記憶しています。
どちらが正解か、なんてわかりませんよね。どちらも一応きちんと成人して、今はそれぞれ一人で寝られますし(笑)。情緒は夫のほうが安定してるけど、そんなことまで寝かしつけに責任問えませんやね。
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