中学受験において、最も悩むのが志望校選びです。多感な時期の6年間を過ごす学校は、じっくり選びたいもの。いろいろな情報がある中で指標となるデータのひとつが、各学校からの大学合格実績です。本稿では『カンペキ中学受験2026』(朝日新聞出版)から、10年間でMARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大の5大学)への合格者を伸ばした、首都圏の中高一貫校を紹介します。※外部配信先で表がご覧いただけない場合は、AERA with Kids+をご覧ください

トップの学校は410人増

 表は、2014年と24年の実績を比較し、MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大の5大学)の合格者数が伸びている首都圏の中高一貫校を、1位から25位までランキングにしたものだ。

 MARCHトップは東京都市大等々力(東京)で、53人→463人と410人増。2010年に女子校から共学に移行した改革実施校だ。2位は開智(埼玉)で367人→646人と279人増えた。3位は広尾学園(東京)で137人→383人と246人増、4位が女子校ではトップの頌栄女子学院(東京)で、198人→414人と216人増だった。

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大野香代子
大野香代子
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