「グローバル・スタディ」を支える教員も充実している。小学校104校のうち88校に専科教員を配置し、残る16校には非常勤講師を置く。ALTは全小・中学校に配置する。小学6年生には英検ESGを実施して学習効果の測定も行っている。
「『小学校英語劇発表会』や『イングリッシュ・キャンプ』など、授業で身につけた英語を実際に生かす場を設けているのも『グローバル・スタディ』の特長です。子どもたちは気軽にALTに話しかけるようになりました」(伊澤さん)
語学学習にとどまらず、グローバルな視野の育成を目的とする「グローバル・スタディ」は着実に成果を上げている。
(取材・文/西島博之 写真/小黒冴夏)
【AERA English 特別号】英語に強くなる小学校選び 2025 (AERAムック)
朝日新聞出版