まもなく新学期。学年をひとつ重ね誇らしげな子どもたちの姿が目に浮かびます。筆者の息子も、大学院修士2回生となり、学生生活もあと1年となります。全10回の旅育コラム最終回は、筆者の旅育や子育てを振り返り、子どもが成長した今だからこそわかる、旅のメリットや実践してよかったことをお伝えします。

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(写真はイメージ/GettyImages)

成長の節目には祝い旅を。親子で喜び祝えば自己肯定感が高まる

 春の卒業・入学シーズンや誕生日などには、筆者は家族で「祝い旅」に出かけていました。忙しい日常から離れ、ゆっくりと一年を振り返り、がんばったことを認め成長を祝うことで、子どもは自分の存在を前向きにとらえ自己肯定感も高まります。

 宿ではお祝いの言葉やデザートにメッセージを添えるなどのもてなしがあったり、テーマパークでは、誕生日のシールが配布され、見つけたスタッフやキャストがお祝いしてくれるサービスもあります。「言霊(ことだま)」とはよくいったもので、「おめでとう」という言葉のシャワーを浴びると気持ちが高揚し子どもは笑顔に、その様子を見て親も幸せな気持ちになります。子育てはかけがえのない喜びがあると同時に、悩みや苦労も多く、「私たちは日々よくがんばっている」と親が自分自身の奮闘やがんばりを褒めて認めることも大切です。祝い旅は、まさに子育てを振り返り、親自身を労(ねぎら)う絶好の機会にもなります。

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村田和子
旅行ジャーナリスト・旅育コンサルタント 村田和子

旅行ジャーナリスト・旅育コンサルタント。旅育メソッド🄬提唱者。旅で「人・地域・社会」が元気になるをモットーに活動。多数のメディアで執筆・出演するほか、講演やコンサルも実施。著書に『旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ』(日本実業出版)。

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