子どもってこういうネタが面白くなってくるじゃないですか。役者の仕事もしているので、「パパはテレビの中で仕事をしている」っていうのはなんとなく分かっているようです。自然な流れの中で知っていく感じですかね。
――お子さんが成長してやがて思春期を迎えます。芸風について今から悩んでいることはありますか。
こういうネタって子どものころはめちゃくちゃ楽しく思えて、男女共に思春期になると「うっ」となる時期があると思うんです。思春期を越えちゃえばまた面白くなってくるんですけどね。10代後半から20代前半の特に女子が「うーん」となるかもしれないですね。
今は大丈夫ですけど、学校へ行くようになったら、友だちから何か言われないかが心配です。そういうときは、逆に僕をネタにして、子ども同士が仲良くなれるツールの一つになれればいいなと思っています。チャンスがあったら、小学校でも中学校でも、僕に何かできることがあったらぜひやらせてもらいたいと思っています。娘が許可してくれたらですけど(笑)。
パパとしては「アキラ70%」…小道具の断捨離をがんばりたい
――看護師の奥さまにとって、アキラ100%さんの芸は癒やしになっているそうですね。
そうですね。僕は仕事で失敗しても失敗すら笑いにできる仕事です。でも医療の仕事に失敗は許されません。僕とは全く違う職業ですごく緊張感のある仕事ですから、僕の芸を見てバカバカしいなって笑ってくれるんでしょうね。妻は元々お笑いが好きなので応援してくれています。新しいネタを考えていたときは、見えるか見えないかのチェックもしてくれました。テレビに出始めたときはめちゃくちゃ喜んでくれましたね。
――2024年で50歳という節目を迎えられますが、どんな目標がありますか。
仕事では海外に行くチャンスがあれば挑戦してみたいです。何度か仕事で海外へ行きましたけど、海外の方もだいたい笑ってくれるんです。お盆芸に言葉はいらないですが、見てくださった方が何を言っているのか分からないのが惜しいので、英会話は勉強したいなと考えています。
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