こんにちは、編集部の吉田です。先日、家族4人で箱根に行ってきました。この夏、箱根の「小田急 山のホテル」では、小学生以下の子ども1名分の宿泊費が無料になるお得なプラン(~8/31)が実施されていて、そちらを利用させていただきました。

MENU 「小田急 山のホテル」の庭園で“探検ごっこ”? 海賊船ビクトリー号は「特別船室」がおすすめ! 大涌谷の新名所「ちきゅうの谷」にも行ってみた

 山のホテルといえば、落ち着いた佇まいのクラシックホテルで、初夏に咲くつつじの庭園が有名です。わが家がいつも泊まっているファミリー向けのホテルとは雰囲気が違うので、最初は「子どもたちが騒いだらどうしよう…」なんてドキドキでした。

「小田急 山のホテル」の庭園で“探検ごっこ”?

 ホテルの部屋からは庭園だけでなく、芦ノ湖や海賊船も見ることができ、子どもたちはさっそく船の絵を描いていました。さらに、知る人ぞ知る(?)宿泊者だけが開けられるという“秘密の扉”から階段を上っていくと、絶景パノラマビューが楽しめる展望室が! 庭園越しに大きい富士山も姿もうっすら見ることができました。

 しばらく眺めていると、庭園の端にユニークな形をした植木を発見! 子どもたちは「近くで見たい」とのことで、さっそく下に降りて広い庭園を探検します。

ホテルの雰囲気を察したのか、いつもよりお行儀のよい姉妹たち(小1・年少)
ホテルの雰囲気を察したのか、いつもよりお行儀のよい姉妹たち(小1・年少)
三菱財閥の四代目総帥・岩﨑小彌太氏の別邸だったころから引き継がれる庭園
三菱財閥の四代目総帥・岩﨑小彌太氏の別邸だったころから引き継がれる庭園
展望室で見た植木を発見!「こんなに大きかったの⁉」と抱きつく姉妹・ 
展望室で見た植木を発見!「こんなに大きかったの⁉」と抱きつく姉妹・ 

 お待ちかねのディナーは、私の念願だったフレンチのフルコース。子どもがいるとコース料理なんて無理と思っていましたが、ホテルのスタッフの方々が子どもにも気遣ってくださり、ゆっくり至福の時間を過ごすことができました。

 小田急 山のホテルからほど近い、箱根神社・九頭龍神社にも参拝。九頭龍神社はパワースポットと聞いた長女にその意味も伝えると「さっそくいいことが起きてるよ! ママがいつもより怒らないもん」とのこと(笑)

豪華なキッズプレートに大喜びの長女。次女は「パン、おいしいね!」とおかわりしてほおばっていました
豪華なキッズプレートに大喜びの長女。次女は「パン、おいしいね!」とおかわりしてほおばっていました
おだきゅうの子育て応援マスコットキャラクター「もころん」のかわいい今治ハンドタオルのプレゼントも
おだきゅうの子育て応援マスコットキャラクター「もころん」のかわいい今治ハンドタオルのプレゼントも
パワースポットの九頭龍神社で水遊び
パワースポットの九頭龍神社で水遊び

海賊船ビクトリー号は「特別船室」がおすすめ!

 箱根といえば、やっぱり芦ノ湖の海賊船は外せませんよね。なかでも、海賊船ビクトリー号の特別船室がこの春にリニューアルされたと聞き、桃源台港を往復するコースに乗船してみました。

 豪華な特別船室のいろんな席に座ってくつろいだ後にデッキに移動。特に2階部分は視界を遮るものがなく、風が涼しくて本当に気持ちよかったです。

18世紀のイギリスの戦艦がモデルのビクトリー号
18世紀のイギリスの戦艦がモデルのビクトリー号
とってもゴージャスな特別船室
とってもゴージャスな特別船室

大涌谷の新名所「ちきゅうの谷」にも行ってみた

 箱根ロープウェイにも初挑戦! 大涌谷に近づくにつれて霧が濃くなり、ところどころ噴煙も立ち上って、硫黄の香りも強くなってきます。「霧」と「噴気」、2つの“もくもく”の違いを説明しようとするも、うまく伝わらず。予習していけばよかった…。

 大涌谷駅を降りると、新たに「ちきゅうの谷」という施設ができていて、軽飲食やお土産が買えるかわいいマルシェもありました。

18mの回遊テラスや谷の上に突き出したデッキがあり、大涌谷の山肌がよく見えます
18mの回遊テラスや谷の上に突き出したデッキがあり、大涌谷の山肌がよく見えます
温かいチョコレートマフィンの「タニマルマフィン」。底にドライアイスが入っていて、もくもく煙が出てくるのがおもしろい!
温かいチョコレートマフィンの「タニマルマフィン」。底にドライアイスが入っていて、もくもく煙が出てくるのがおもしろい!
カメラにハマった次女。観光客のみなさんから、たくさんのピースやハートをもらっていました
カメラにハマった次女。観光客のみなさんから、たくさんのピースやハートをもらっていました

 今回の箱根旅行は車でめぐりましたが、「海賊船・ロープウェイ乗り放題」のチケットを使ったおかげで、かなりお得に楽しむことができました。

 少し背伸びして泊まった山のホテルや、箱根らしい名所めぐり。私もかつて家族で訪れた箱根の記憶が今も残っています。子どもたちにとっても、そんな思い出に残る旅になってくれたらうれしいなと思います。

(編集協力/山のホテル、小田急箱根  文/吉田美穂)

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AERA with Kids+編集部
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