眞栄田郷敦「ダンスは苦手。歌もうまくない」でも、「めっちゃ頑張る」心構え

2022/05/17 11:30

俳優 眞栄田郷敦(写真:NHK提供)
俳優 眞栄田郷敦(写真:NHK提供)

 5月16日から始まるNHKの夜ドラ「カナカナ」で主演を務める眞栄田郷敦さんがAERAに登場。映画「小さな恋のうた」で2019年に俳優デビューし、「カナカナ」で地上波初主演に挑戦する。AERA 2022年5月23日号から。

【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾った眞栄田郷敦はこちら

*  *  *

 郷敦という名は父・千葉真一の筆名「GORDON」からだという。漢字の由来がずっと気になっていた。

「僕も母に聞いたんですが、『当て字』と言われました。物心ついた時からこの漢字なので、自分では『画数が多いな』くらいにしか思っていません(笑)」

 高校生まで音楽一筋。俳優には興味がなかった。父や兄(新田真剣佑)の出演作も知らず、映画もドラマも見ない生活。サックスのソリストとして学び、将来は演奏家になるつもりだった。ところが、東京藝術大学に不合格。

 失意の中で、父が兄の出演映画を見に誘ってくれた。それを機に新たな道が拓かれた。映画「小さな恋のうた」の脚本が送られてきて、父に促されるまま、オーディションとも顔合わせとも思える場で本読みすることに……。

「『もう断れないじゃん!』みたいな状況だったんです(笑)。俳優になると心を決める前に進んでしまった、というのが正直なところ。父が誘導した? 聞いたことはないですが、多分、そうなんでしょうね」

 デビュー作をきっかけに、俳優として進む覚悟を決めた。

AERA5月23日号
AERA5月23日号

「僕は器用ではありませんが、努力した分、成果が出ることが好きなんです。デビューしてから、演技は難しいな、できないことも多いなと思っていたのですが、昨夏の『プロミス・シンデレラ』から、やっと楽しいなと思えるようになりました。まだ新人なので、監督も新人の方と一緒に仕事をしてみたい。ぶつかり合いながら作品を作って、評価されたら楽しいだろうなと思っています」

 明るくこうも言う。

「ダンスは苦手。歌もうまくないです。アイドルは絶対できません(笑)」

苦手と言いつつ、ドラマのためとなればダンスにも挑戦する。

「今は全然できませんが、ミュージカルに出るとなったら、めっちゃ頑張ると思います(笑)」

 自分がいるべき場所を見つけ、仲間を重んじて進む──。そんな彼の話は「郷敦」という名前とぴったり重なった。

(フリーランス記者・坂口さゆり)

AERA 2022年5月23日号

AERA (アエラ) 2022年 5/23 号【表紙:眞栄田郷敦】 [雑誌]

朝日新聞出版

amazon
AERA (アエラ) 2022年 5/23 号【表紙:眞栄田郷敦】 [雑誌]

あわせて読みたい

  • 眞栄田郷敦「苦労したい」と語る理由とアメリカでの最終目標とは

    眞栄田郷敦「苦労したい」と語る理由とアメリカでの最終目標とは

    AERA

    5/23

    眞栄田郷敦さんが「AERA」の表紙とインタビューに登場!「ぶつかり合いながら作品を作りたい」/AERA5月16日発売

    眞栄田郷敦さんが「AERA」の表紙とインタビューに登場!「ぶつかり合いながら作品を作りたい」/AERA5月16日発売

    5/13

  • ポスト横浜流星は?斎藤工や城田優に目をつけたイケメン評論家が推す5人の逸材

    ポスト横浜流星は?斎藤工や城田優に目をつけたイケメン評論家が推す5人の逸材

    週刊朝日

    8/14

    MONGOL800の曲がモチーフの映画から誕生したバンドによるデビューシングル「小さな恋のうた」のMVがフルサイズで公開

    MONGOL800の曲がモチーフの映画から誕生したバンドによるデビューシングル「小さな恋のうた」のMVがフルサイズで公開

    Billboard JAPAN

    5/22

  • 「小さな恋のうた」から生まれた青春映画 名曲と共に「沖縄のリアル」描く

    「小さな恋のうた」から生まれた青春映画 名曲と共に「沖縄のリアル」描く

    AERA

    5/26

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す