新田真剣佑「芝居なら、世界と闘っていける」 ボーダーレスな選択 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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新田真剣佑「芝居なら、世界と闘っていける」 ボーダーレスな選択

中村千晶AERA
俳優 新田真剣佑(撮影/写真部・高野楓菜)

俳優 新田真剣佑(撮影/写真部・高野楓菜)

 1月29日公開の「名も無き世界のエンドロール」、3月の「ブレイブ─群青戦記─」4月の「るろうに剣心 最終章 The Final」と、出演作が相次いで公開される。武道で培った精神力も武器のひとつだ。AERA 2021年2月1日号から。

【AERA表紙を飾った新田真剣佑さん】

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 単独初主演作「ブレイブ─群青戦記─」(3月12日公開)は、高校生アスリートたちが戦国時代へタイムスリップし、それぞれの部活の特技を生かしてサバイバルする物語だ。演じる西野蒼は、弓道部に所属、実力もあり歴史にも詳しいが、自分に自信がなく前に出るのが苦手という人物だ。

新田真剣佑(以下、新田):どんな役でも、自分と役との違いを比べて考えるということは、あまりしません。これは蒼の成長の物語でもあるので、最初と最後ではまったく違うように、人間として成長しているように見えるよう心がけました。

 この作品では、出演者みんながスタントを使わずにアクションシーンを演じています。それぞれが自分の部活の競技を撮影の数カ月前から練習しました。別の部活であっても、作品全体を通じてみんなが大きなひとつの部活をしているようでした。

■作品ごとに成長がある

——派手なアクションシーンが目を引くが、戸惑い、迷い悩む蒼の内面描写も繊細だ。

新田:誰でもそうだと思いますが、人は一人で成長することは難しい。蒼も、友人や幼なじみがいて、守るべきものがあったから、成長できたのだと思います。

 僕自身、作品に関わらせていただくたびに、毎回何かを得ていると思います。一方で、それは実感することのない成長だと思います。

——4月公開の映画「るろうに剣心 最終章 The Final」では、主人公の敵・雪代縁(ゆきしろえにし)を演じた。凄みと怖さの奥に哀しみを宿した複雑な役どころだ。

新田:縁は孤独で、自分がやってきた役でも一番つらかったと思う役です。自分でも葛藤しました。でも、僕は自分が演じる役は、100%理解し、共感しています。縁のことを一番わかっているのは僕だと確信しています。


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