■ライブができて感謝

 そのままメンバーが口々にあいさつ。「幸せにしてやろうと思ってるよ!」(松本)、「世界一のショーを見せてやるよ!」(二宮和也・37)、「いま聞こえたぞ、みんなの声が!」(相葉雅紀・37)、「みんな、今日もいけるかい!?」(大野智・39)。櫻井も「騒げー!」と盛り上げる。

 MCでは、いつもの楽しい応酬も。松本が「この生まれ変わった新しい国立競技場で、こうやってライブができるっていうことが、すごいことだなぁと思ってます。ありがたいです、本当に」と感謝を述べると、大野は「やっぱりいいですねぇ。思い出しますね。昔の楽屋とか。(以前とは)ガラッと違うもんね。そういうところを、勝手に比べちゃってる。“裏動線”とか」と語り、メンバーから「裏動線の話、PART1でもしてたね(笑)」とツッコまれる。

 相葉が「みんなに感謝! あと天気にも感謝だね!」と夜空の月を見上げると、櫻井は「油断できませんよ? 始まったばっかりですから」、二宮も「(過去の国立競技場のライブでは)全降りしちゃってるんだから。危ないんですよ、そういう時は(笑)」と突っ込む。

 再び相葉が「リハーサルでは雨に打たれてたけどね? その分、本番が晴れたし。こういう綺麗な景色をさ、みんなに見てもらいたいわけじゃない? 楽しいよね!」と笑いかけると、二宮が「楽しいね。こんなに大きな声出して歌って踊るのが、久々ですよ」とうれしそうに明かす。大野と櫻井も「本当だね!」と応じていた。さらに二宮は、PART1で8年ぶりに披露された大野とのユニット“大宮SK”について楽しげに語った。

「俺らの名前は何だ!」

 MC明けはブルーノ・マーズの書き下ろし楽曲「Whenever You Call」。「悔しい思いもたくさんあるんですけど、このタイミングでなければなかったかもしれない曲」と松本は紹介した。リモートで新日本フィルハーモニー交響楽団が重厚に奏でたのは「Monster」。灰青色のコートを翻して踊る5人、サビをのびやかに歌い上げる大野。壮大な楽曲を噴き出す炎と水の特殊効果が彩る。

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