「グーグル翻訳やネイティブの人の力を借りました。フェイスブックやインスタグラムに載せた広告にコメントがついたり、アクセス数の増減が見られたりして達成感がありました」
荻原さんはチームの進行管理を担当した。
「対面もオンラインも成果を数字で測る点は変わらないと思いました。また、オンラインのコミュニケーションには、対面にはない難しさがあることを、進行管理を通じて学びました」
プログラムを手がける、スパイスアップ・アカデミア代表の森山たつをさん(44)は言う。
「自分がどこにいてもグローバルに仕事ができるスキルを身につけることは今後不可欠。コロナ収束後も、オンラインで仕事をするいまの流れはなくならないでしょう。海外インターンも、現地型とオンライン型の両方が、それぞれの良さを生かし並立していくと思います」
(編集部・石田かおる)
※AERA 2020年11月23日号より抜粋