コロナ後遺症「再生早いはずなのに」 嗅覚障害・味覚障害のメカニズムのなぞ (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロナ後遺症「再生早いはずなのに」 嗅覚障害・味覚障害のメカニズムのなぞ

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大岩ゆりAERA#新型コロナウイルス#病気
AERA 2020年9月7日号より

AERA 2020年9月7日号より

 中等症以上の患者については、日本呼吸器学会が主体となり、全国約80病院を退院した元感染者に対し、退院3カ月後と半年後に肺の機能を検査する。呼吸困難や倦怠感、頭痛、嗅覚障害や味覚障害、睡眠障害といった症状についても調べる。全身的な生活の質について調べる検査もする。軽症と中等症の患者に対しては、アンケートなどを実施する。

 ICUに入院した患者に、早い段階から、なるべく体を動かすといったリハビリを行うことで、後遺症を軽減することができると指摘されている。一部の病院では、新型コロナウイルスの感染者に、早期のリハビリを実施するところも出てきたが、まだ一般的ではない。リハビリを指導する理学療法士が国内では不足していることや、感染防止対策が必要といった負担が大きいからだ。退院後のリハビリを含めたフォローアップについても、まだほとんど実施されていないのが実情だ。

 英語のみの情報提供だが、英国の喘息・胸部疾患協会のサイト「ポスト新型コロナ感染症拠点(Post-COVID HUB)」では、疲労感を軽減するには、王立作業療法学会のこのページが参考になるなどと、具体的に新型コロナウイルスの後遺症への対応の仕方を紹介している。同時に、後遺症で悩む人のさまざまな体験談も載せている。(ライター・大岩ゆり)

AERA 2020年9月7日号より抜粋


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