ラッパーに未亡人、アナウンサーまで 七変化する小芝風花のこだわりとは (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ラッパーに未亡人、アナウンサーまで 七変化する小芝風花のこだわりとは

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藤井直樹AERA

 実写映画「魔女の宅急便」では、「おてんばで真っすぐな女の子」を演じた。20代になって役の幅は大きく広がり、「挑戦できるいまが楽しい」と笑う。AERA 2020年6月8日号から。

【小芝風花が表紙を飾ったAERAはこちら】

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 隠れ特撮オタクのOL、裏社会の“偽造屋”、彼氏を救うためラップでゾンビを倒す女性、お笑いに青春をかける高校生、誤報被害に苦しむ身重の未亡人、アナウンサー……。すべて、2019年に演じた役どころだ。

小芝風花(以下、小芝):ラップするし、漫才するし、ニュース読むし(笑)。どれも難しかったけれど、たくさんの作品に出演させていただいて、ものすごく濃い1年でした。

 14歳でオーディションでグランプリを受賞して芸能界入り。大阪から家族と上京した。9歳から5年間にわたり母と二人三脚で打ち込んできたフィギュアスケートは、そのとき断念した。

小芝:スケートは大好きで、ずっと続けよう、インストラクターになって子どもに教えたいとか、人生設計まで考えていました。でも、レッスンとの両立は無理とわかり、あきらめました。

 それまでと180度違う生活で、しばらくはつらかったですね。テレビもあまり見ていなかったから、わからないことだらけ。もともと人前で話すことが苦手で、学校の国語の授業ですら「当てないで!」って祈っているタイプだったので、取材も緊張して。大阪に帰りたいなぁと思いながら、部屋の窓から一人で外を眺めたりもしました。

 そんなモヤモヤは、ドラマ「スケート靴の約束」(13年)との出合いで霧散する。

小芝:スケーターを演じました。スケートをやっていた頃より筋力も衰えていて、いま観てもちょっと恥ずかしい。でも、スケートを習っていた頃の気持ちをセリフにのせて消化できました。5年間が報われたというか、この作品をやるためにスケートを頑張ってきたのかなって。無駄なことなんてないんだなぁって。

 実写映画「魔女の宅急便」(14年)で主人公を演じ、ブルーリボン賞新人賞を受賞。朝ドラ「あさが来た」(16年)では、ヒロインの娘を演じた。「トクサツガガガ」(19年)では、連続ドラマ初主演を果たす。


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