WWE中邑真輔、プロレスは「エッセンシャルワーク」 無観客だからできる試合もある (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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WWE中邑真輔、プロレスは「エッセンシャルワーク」 無観客だからできる試合もある

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小柳暁子AERA
WWEスーパースター 中邑真輔 (c)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

WWEスーパースター 中邑真輔 (c)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 新日本プロレスのスターから、世界のNAKAMURAへ。世界最大のプロレス団体、米・WWEでストロングスタイル旋風を巻き起こしている。AERA 2020年5月25日号から。

【中邑真輔が表紙を飾ったAERAはこちら】

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 2016年、キャリアの頂点で米・WWEに移籍した。移籍前の15年1月の飯伏幸太戦で勝利した後は「真っ白な灰になる」とのコメントを残したように、日本でやるべきことはやりきった。新しい経験を貪欲に求めてアメリカへ渡り、本場のマット界にデビューして4年。中邑を動かすのは「新しい感覚がほしい」「知らない世界を知りたい」という欲求だ。

中邑真輔(以下、中邑):日本から来た中邑真輔という存在は、移籍して最初の1年は海外のファンにとって刺激が強かったと思いますが、いまはもはやWWEという景色の、ひとつのパーツになっている。これまでは自分の経験値で切り抜けてきた部分がありますが、4年たった今は中邑真輔にしかできないものをどう作るのか、どう新しいブレークスルーを見つけだすのかという挑戦を、現在進行形でやっています。

 WWEは動画配信と各国への番組販売で180カ国以上、28の言語で放送されているグローバルなブランドだ。中邑をはじめ多様なバックグラウンドを持つレスラーが約30カ国から集まる。それはWWEの世界戦略であり、アメリカ社会の多様性の反映でもある。プロレスラーになった理由が「世界中を旅することができそうだから」という中邑は、そんな環境でスリリングな毎日を送っている。

中邑:朝はフィンランドにいて、その後スウェーデンに行って試合、夜はイギリスとか、チャーター便で1日で三つの違う国を移動するようなこともあります。世界で、日本人としてだけではなくアジア人として、他のエスニックの人たちと切磋琢磨(せっさたくま)しているのを見せることは、ひとつのメッセージになると思います。これから日本人でもWWEで活躍するチャンスは十分あるし、そういう人間に出てきてほしいと思います。


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