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休校中は夏休みより「100倍すごい自由研究」を 学習塾代表の「才能の伸ばし方」

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柿崎明子AERA
花まる学習会代表 高濱正伸さん/熊本県生まれ。「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を柱にした学習塾「花まる学習会」を主宰 (c)朝日新聞社

花まる学習会代表 高濱正伸さん/熊本県生まれ。「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を柱にした学習塾「花まる学習会」を主宰 (c)朝日新聞社

 時間に余裕がある休校は、子どもたちの「好き」を伸ばす絶好の機会だ。学習塾「花まる学習会」代表の高濱正伸さんが、AERA2020年4月20日号で具体的な方法を解説する。

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「夏休みは宿題や旅行などのイベントで、意外と時間が限られる。時間がたっぷりある今だからこそ、好きなことに没頭させましょう」と話すのは、学習塾「花まる学習会」代表の高濱正伸さん。高濱さんが提案するのは、夏休みより「100倍すごい自由研究」だ。「子どもはみんな、『好き』を持っている。オタクの才能を伸ばすチャンスです」

 例えば虫、天体、歴史など、ひとつのことにこだわりを持つ子どもは多く、それを徹底的に究めさせるのだ。インターネットや図鑑で調べたら、重要なのは何らかの形でアウトプットさせること。虫好きの子どもなら、名前を入れて「太郎ちゃんの虫図鑑」のように作ってみる。

「物を描き写す力は、後伸びする能力のひとつ。まとめる過程で編集のセンスも磨かれ、人に伝えるために書く力も鍛えられます。好きなことに没頭しながら、総合的な能力を伸ばすことができます」

 他にも絵本や新聞、歴史が好きなら年表など、工夫次第で分野を広げられそうだ。

 算数好きな子どもにお勧めなのが、難問への挑戦だ。時間を気にせずに、じっくりとひとつの問題に取り組んでみよう。

「実はこの方法は、数理的な思考力を伸ばす最高の方法です。塾では時間が限られ、答えを出す前にタイムアウトになって先生の解説が始まる。中学受験で合格するテクニックだけを教わっても、本物の思考力は身につきません」

 高濱さんによると、幸い日本には算数の良問がそろっているという。算数オリンピックや中学受験の問題集などを選び、チャレンジしてみてはどうだろうか。

 渋谷区在住の新5年女児の母親(51)は、緊急事態宣言が出てから在宅勤務が増えたが、管理職なので関連部署に指示を与えるため、時間は短くても毎日、出社する。会社勤めの夫も在宅が増えそうで、今後は夫婦で役割分担を話し合う予定だ。


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