赤ちゃんを感染症から守るために保育所でしていることとは? 現役保育士がアドバイス (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

赤ちゃんを感染症から守るために保育所でしていることとは? 現役保育士がアドバイス

連載「現役保育士が指南! 赤ちゃんはやわじゃない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
感染症対策の基本は手洗いだ(写真/gettyimages)

感染症対策の基本は手洗いだ(写真/gettyimages)

 新型コロナウイルスで日本中が不安で、何とも言えない気持ちになっています。わが家の小中学生の子どもたちも学校が休校になり、家で過ごす毎日が続いています。私はというと、保育所は通常通り開所しているので、普段と変わらず出勤しています。今回の新型コロナウイルスに限らず、冬場に入ると特に気を付けているのは「感染症」です。特に私の保育所は0~2歳児の乳幼児しかいないので感染症を「入れない!」という思いは人一倍強いかもしれません。私が保育所で普段している感染症対策。できることから家庭でも取り入れて見てください。

【要チェック!】「休校期間の子どもの過ごし方注意点」はこちら

●赤ちゃんの特性

 赤ちゃんは抵抗力が弱く、身体の機能が未熟なので、感染症から赤ちゃんの身体を守るためにも、感染症にかかった時にも、赤ちゃんの特性を知っておくと、いざという時の対応を早くとることができます。

・感染症にかかりやすい
生まれたときに母親からもらっていた免疫が減少し5カ月ごろになくなり、感染症にかかるリスクが高くなります。

・呼吸困難になりやすい
大人に比べると、鼻道や後鼻孔が狭く気道が細いので、粘膜が少し腫れると息がしづらくなることもあります。

・脱水を起こしやすい
大人と比べ、体内の水分量が多い赤ちゃん。1日に必要な水分も体重当たりを考えると大人よりも多いのです。そんな時に、熱、嘔吐、下痢などを起こすとあっという間に脱水症状になります。

 2歳頃までは抵抗力が弱いので、こじらせてしまうと気管支炎、肺炎、急性中耳炎などの合併症を起こすこともあります。


●感染症の三大要因と予防

 感染症の発生には、以下の三大要因があります。
・病原体を排出する「感染源」
・病原体が人、動物等に伝播する(伝わる、広まる)ための「感染経路」
・病原体に対する「感受性」が存在する人、動物等の宿主

 感染症を予防するためには、上の三大要因への対策が大切になります。

 私たちができるのは「感染経路」を断つことです。感染経路はいくつかありますが今回は4つ紹介します。感染経路に合わせた対策をすることで、感染症から赤ちゃんを守ることができます。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい