回転寿司がサイドメニューを強化する「寿司屋ならではの理由」とは (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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回転寿司がサイドメニューを強化する「寿司屋ならではの理由」とは

連載「お魚ビッくらポン」

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岡本浩之AERA
たっぷり完熟マンゴーパフェ

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黒糖タピオカミルクティー

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黒糖タピオカ抹茶ミルク

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 皆さんよくご存じの通り、最近の大手回転寿司チェーンでは、お寿司以外のサイドメニューが豊富ですよね。このコラムでもよくお世話になっている、マルハニチロの「回転寿司に関する消費者実態調査 2019」によると、回転寿司で何らかのサイドメニューを食べるという方は9割以上にのぼるとのことです。

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 筆者の友人にも、「この前くら寿司に行ったけど、サイドメニューがおいしすぎて、結局お寿司以外のメニューでおなかがいっぱいになってしまったよ!」という報告をしてくれる人がたまにいます。本音をいえば、お寿司も食べていただきたいというのはありますが…。

 お寿司屋さんのサイドメニューと言えば、かつては赤だしや茶わん蒸しといった、お寿司と一緒に食べる和風のものが定番でした。それが最近では、うどんをはじめ、ラーメンや丼物、ハンバーガーなど、それだけでも十分食べ応えのあるサイドメニューからデザートまで、各社が工夫を凝らしたサイドメニューを販売しています。

 なぜ回転寿司チェーンでは、そんなに多くのサイドメニューを販売しているのでしょうか?決して、ファミリーレストランを目指しているわけではありません。寿司屋ならではのちゃんとした理由があるんです。

 例えば皆さんが、友人4~5人でどこかに食事に行こうとなった時、その中の一人が「実は生の魚はちょっと苦手で…」と言ったとしたらどうなるでしょうか? 他の方が気を使って、「それなら寿司屋以外で探そうか」ということになってしまいますよね。「フルーティーフィッシュ」の回でも書きましたが、「生の魚はちょっと苦手」という方は、残念ながら一定の割合でいらっしゃいますので。

 ところが最近は「回転寿司ならお寿司以外のメニューも色々とあるから」ということで、生魚が苦手の方も一緒に来店していただけるようになりました。

 そしてフルーティーフィッシュのように生魚が苦手な方でも食べやすいメニューもありますので、「一度チャレンジしてみようか」となり、それをきっかけに生魚が食べられるようになった方もたくさんいらっしゃいます。

 このように、生魚が苦手な方を含むグループの方にも来店していただけるように、本格的なサイドメニューをそろえているんです。

 そして、バリエーションが豊富なサイドメニューは、お客様のリピート率のアップにもつながっています。

 さらに最近、回転寿司各社が力を入れているサイドメニューがデザートです。それも、カフェに負けないくらい本格的なデザートを、各社が工夫を凝らして提供しています。実はこれにも狙いがあります。


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