座りっぱなしが不調を招く! 「悪い座り方パターン」医師が解説 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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座りっぱなしが不調を招く! 「悪い座り方パターン」医師が解説

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野村昌二AERA
トリガー/高機能チェアで集中力アップ。会社全体の総労働時間を2割近く削減できた。左手前が、15年近く腰痛などに苦しんできた社長の近岡渉さん(写真:今村拓馬)

トリガー/高機能チェアで集中力アップ。会社全体の総労働時間を2割近く削減できた。左手前が、15年近く腰痛などに苦しんできた社長の近岡渉さん(写真:今村拓馬)

悪い座り方は癖になる(AERA 2019年4月8日号より)

悪い座り方は癖になる(AERA 2019年4月8日号より)

世界20カ国・地域における、1日の座っている時間の国際比較(AERA 2019年4月8日号より)

世界20カ国・地域における、1日の座っている時間の国際比較(AERA 2019年4月8日号より)

 さあ、新年度。仕事や勉強に打ち込もうとあらためて決意した人も多いはず。だが、座り方が悪いと、肩こり、腰痛、頭痛など、様々な不調を起こす。

【自分の座り方はどうか?悪い座り方をここでチェック!】

*  *  *
 肩こり、腰痛、そして頭痛……。かれこれ15年近くそんな症状に苦しめられてきた、広告企画制作会社「トリガー」(東京都渋谷区)の近岡渉(ちかおか・わたる)社長(40)は振り返る。

「週に1回マッサージに行っていたのですが、その時は治っても2、3日するとまた痛くなってくるんです」

 とくにつらかったのが頭痛だ。頭が締めつけられるような痛みが一日中つづいた。仕事にも支障をきたすため、鎮痛剤は手放せなかった。いくつもの整形外科で診てもらってきたが、その都度、医師から「椅子に座りっぱなしではないですか?」と聞かれた。

 企画をメインに仕事をしてきた近岡さんは、デスクワークと会議が中心。多い時は1日15時間近く、トイレに立つ時以外は椅子に座りっぱなしということもある……。医師に説明するたびに、医師は必ず断言した。

「座り方が原因です」

 日本人は世界一座っている時間が長い──。オーストラリアのシドニー大学の研究者たちが2012年、そんな調査結果を発表した。世界20カ国・地域の成人を対象に行った「平日の座位時間」調査で、日本はサウジアラビアと同じく、420分(7時間)と、座る時間は世界でトップクラスだ。

 毎日駅まで歩いたり、休日はジムで汗を流したり、健康を意識して歩く時間を増やしているという人も、職場や移動中、家では無意識のうちに座っているという人も多いのでは?

「座っているときは背中や腰が丸くなりやすい。この姿勢は、内臓を下垂させるなどして、さまざまな不調を招きます」

 そう話すのは、整形外科医で『医師が教えるゼロポジ座り 疲れない、太らない、老けない』(講談社)の著書もある中村格子医師だ。

 中村医師が院長を務める「Dr.KAKUKOスポーツクリニック」(東京都渋谷区)を訪れる患者の7割近くが肩こりや腰痛持ちで、主にデスクワーク時の姿勢が原因という。そんな中村医師が挙げる多くの人に見られる典型的な悪い座り方のパターンは、次の四つだ。


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