野村周平、チンピラ演じても「絶対役は引きずらない」 その理由は「プライベートが充実してるから」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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野村周平、チンピラ演じても「絶対役は引きずらない」 その理由は「プライベートが充実してるから」

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坂口さゆりAERA

野村周平(のむら・しゅうへい)/1993年11月、兵庫県生まれ。2010年俳優デビュー。朝ドラ「梅ちゃん先生」で注目される。映画、テレビ、舞台、CMなど幅広く活躍。「ビブリア古書堂の事件手帖」の公開(11月1日)も控える(撮影/篠塚ようこ)

野村周平(のむら・しゅうへい)/1993年11月、兵庫県生まれ。2010年俳優デビュー。朝ドラ「梅ちゃん先生」で注目される。映画、テレビ、舞台、CMなど幅広く活躍。「ビブリア古書堂の事件手帖」の公開(11月1日)も控える(撮影/篠塚ようこ)

「純平、考え直せ」/チンピラと元OLが限られた3日間を生きる青春娯楽作。監督:森岡利行 出演:野村周平、柳ゆり菜ほか。9月22日から新宿シネマカリテほか全国順次公開 (c)2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ

「純平、考え直せ」/チンピラと元OLが限られた3日間を生きる青春娯楽作。監督:森岡利行 出演:野村周平、柳ゆり菜ほか。9月22日から新宿シネマカリテほか全国順次公開 (c)2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ

「ちはやふる-上の句-/-下の句-」:発売・販売元:東宝、価格各3500円+税/発売中

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 AERAで連載中の「いま観るシネマ」では、毎週、数多く公開されている映画の中から、いま観ておくべき作品の舞台裏を監督や演者に直接インタビューして紹介。「もう1本 おすすめDVD」では、あわせて観て欲しい1本をセレクトしています。

【「純平、考え直せ」のワンシーンはこちら】

*  *  *
■いま観るシネマ
「純平は好きなことに一直線。そこが僕と似ていると思いました」

 と話すのは、奥田英朗の同名小説を映画化した「純平、考え直せ」の主人公・坂本純平を演じた野村周平(24)だ。

 舞台は新宿・歌舞伎町。純平(野村)はいつか兄貴(毎熊克哉)のような“一人前の男”になることを夢見る、いわゆるチンピラ。組で下働きをする日々だ。そんなある日、純平は組長から対立する組の幹部の命を取ってくるよう頼まれる。親分や兄貴分への仁義を何より重んじる彼は、「これで一人前の男になれる」と快諾。

 決行まであと3日。まとまった金をもらった純平は、ひょんなことから出会った加奈(柳ゆり菜)と共に過ごすことに。一方、加奈は純平から鉄砲玉になることを聞き、SNSでネット住人たちに相談すると次々とコメントが書き込まれていく……。

 野村が脚本を最初に読んで感じたのは、「純平の男らしさ」だった。

「彼の中には彼なりの任侠(にんきょう)道と理想の男像があったと思ったんです。本当は兄貴分のようになりたかったわけですが、結局、兄貴は自分を裏切る。でも、純平は誰も裏切ることをしない、信念を貫き通す男になりたかったんじゃないでしょうか。そう思ったので、僕は『男らしい男を貫く』ことを大事にして純平を演じました」

 この作品に限らず、役になり切るのは本番だけと言う。仕事が終われば自分に戻る。役を引きずることは絶対に、ない。なぜそんなことができるのかと言えば、

「プライベートが充実していれば自然と役は消えます。僕より変わった役に会ったことはありません(笑)」

 実は彼、2009年に芸能界入りする前からスノーボード選手として活躍してきた。仕事のないオフの時間はもっぱら、スノーボードや競技用自転車のBMX、バイクなど趣味に没頭して過ごす。「クレージーすぎて言えない」(野村)ほどのプライベートでの刺激が、ある意味、俳優業に勝るのだと言う。


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