赤ちゃん抱く女性に嫉妬、夫はバイトも…女優が明かす妊活の現実 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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赤ちゃん抱く女性に嫉妬、夫はバイトも…女優が明かす妊活の現実

深澤友紀AERA#出産と子育て
加藤貴子(かとう・たかこ)/1970年生まれ。TBS系ドラマ「温泉へ行こう」シリーズに主演。2014年に長男、17年に次男を出産。著書に『大人の授かりBOOK』(撮影/写真部・片山菜緒子)

加藤貴子(かとう・たかこ)/1970年生まれ。TBS系ドラマ「温泉へ行こう」シリーズに主演。2014年に長男、17年に次男を出産。著書に『大人の授かりBOOK』(撮影/写真部・片山菜緒子)

 妊活は46歳までと決めていて、最後のチャンスで妊娠、出産できました。不妊治療はお金がかかります。貯金もなくなり、ローンを組みましたし、夫は本職に加えてアルバイトもしました。借金してまで妊活をすることに反対する人もいるでしょう。でも私はそこまでしても子どもが欲しかったのです。

 妊娠するまでは「今が一番大変」と思っていましたが、出産もリスクが高いし、産んだ後もきつい。抱っこで腱鞘炎やぎっくり腰にもなりました。大変なことが次から次へと来るなと思います(笑)。ここ1週間は生後9カ月の次男の夜泣きで3時間も寝ていません。この前、仕事に向かう電車であと一駅なのに寝落ちして乗り過ごしました。

 そんな毎日ですが、それでも、もし20代や30代で産んでいたらもっとテンパっていただろうなと思います。今は悪いように思えることがあっても、「何かいいことがあるかもしれない」と、そのことにとらわれ続けることも少なくなりました。それに、40代後半で毎日子どもとスキンシップを取れるなんて、幸せですよね。

 不妊治療は苦しかったけれど、夫婦がお互いを理解する機会になったし、私の人生で大切な経験と教訓を授かりました。あの経験があったから、子育ても深刻になりすぎず、ゆったりと構えていられる。あ、でも、ガミガミかーちゃんになることも多いか(笑)。

(編集部・深澤友紀)

AERA 6月25日号より抜粋


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