ただ、団体保険や共済にも問題点はあります。まず、保障の種類が少なかったり、保障額が小さすぎて、必要な分をカバーしきれないことがあります。この場合は、一般の保険と組み合わせるようにしましょう。

 次に、会社を辞めるとそのままの形では継続できないケースが一般的です。今後のキャリアプランを考え、会社を辞める可能性が高いならば注意が必要です。会社を辞める時に健康状態がいいかどうかわかりません。健康状態が悪いと保険に加入できない確率が上がるので、辞める可能性が高いなら最初から一般の保険に加入したほうがいいでしょう。

Q2保険は何歳まで加入できる?

 結論から言えば、加入できる年齢は保険会社や保険の種類によって異なります。

 大人向けの生命保険では、契約時の年齢が60~80歳まで加入可能と設定されているケースが多くなっています。

 最近は、より高齢になっても加入できる生命保険が増えています。特に相続対策に使われる一時払い終身保険などはその傾向が顕著で、90歳まで加入できるものが増えています。

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