ノーリスク確定、元本割れなし! 「iDeCo」に全額、定期預金で利回り30%の裏ワザ (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ノーリスク確定、元本割れなし! 「iDeCo」に全額、定期預金で利回り30%の裏ワザ

このエントリーをはてなブックマークに追加
安住拓哉AERA#朝日新聞出版の本#読書
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー 丸山晴美さん/20代で頭金を貯めてマンションを購入した実績をもとに、節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー(AFP)として活躍。数多くの資格を持つ。近著は『頭のいいお金の増やし方』(宝島社)

節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー 丸山晴美さん/20代で頭金を貯めてマンションを購入した実績をもとに、節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー(AFP)として活躍。数多くの資格を持つ。近著は『頭のいいお金の増やし方』(宝島社)

iDeCo定期預金シミュレーション※シミュレーションの前提条件/iDeCoを利用して会社員(企業年金なし)が毎月2万3000円を全額定期預金で積み立てた場合。「年収」から規定の給与所得控除、社会保険料控除(概算)、基礎控除(一律38万円)を差し引いた「課税所得」から、iDeCo加入時・未加入時の所得税と住民税をそれぞれ計算。所得税は国税庁の「所得税の速算表」に記載された段階税率、住民税は一律10%(『老後資金が1000万円貯まる! つみたてNISAとiDeCo入門』から)

iDeCo定期預金シミュレーション
※シミュレーションの前提条件/iDeCoを利用して会社員(企業年金なし)が毎月2万3000円を全額定期預金で積み立てた場合。「年収」から規定の給与所得控除、社会保険料控除(概算)、基礎控除(一律38万円)を差し引いた「課税所得」から、iDeCo加入時・未加入時の所得税と住民税をそれぞれ計算。所得税は国税庁の「所得税の速算表」に記載された段階税率、住民税は一律10%(『老後資金が1000万円貯まる! つみたてNISAとiDeCo入門』から)

「投資をして利益を出したいなら、『つみたてNISA』の年間40万円という非課税投資枠を使えばいいでしょう。安全第一で老後資産を築き上げるという意味では、つみたてNISAで投信運用、iDeCoは定期預金で運用(貯蓄)という使い分けもできます」

 と語るのは、節約アドバイザーとして活躍する丸山晴美さん。

「iDeCoの場合、口座手数料無料のネット証券会社などに掛け金を預けても、国民年金基金連合会と信託銀行に合計で月々167円、年間で2004円の手数料を支払う必要があり、全額を定期預金にすると運用という面ではコスト負けしてしまいます。とはいえ、所得税・住民税が控除される分、掛け金の最低15%に相当する節税効果が得られる点はとても大きいです。年収が高くなればなるほど所得税率が上がるので、その分、節税効果も大きくなります。また、配偶者控除や扶養控除がない独身の人ほど有利です」(丸山さん)

 反対に16歳以上の子どもがたくさんいるなど扶養控除の額が大きく、課税所得が低い人などは節税効果が小さくなる面もある。

「所得のない専業主婦(夫)の場合、iDeCoの掛け金で定期預金をしても、そもそも所得税や住民税を払っていないので節税効果はゼロ。iDeCoでも元本割れリスクのある投信に投資して、そのリターンを非課税で狙うことを視野に入れましょう」(丸山さん)

(経済ジャーナリスト・安住拓哉)

※AERA増刊『老後資金が1000万円貯まる! つみたてNISAとiDeCo入門』より


トップにもどる AERA記事一覧

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい