父を刺し死なせた慶應大生 恵まれた人生を覆った父のDV疑惑 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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父を刺し死なせた慶應大生 恵まれた人生を覆った父のDV疑惑

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澤田晃宏AERA

殺害現場写真(撮影/澤田晃宏)

殺害現場写真(撮影/澤田晃宏)

 つい先日の成人式。彼のことが話題になった。

「あいつ、最近一人になりがちなんだよね」

 1月8日の成人式当日は、彼が所属した慶應義塾湘南藤沢中・高等部の空手部で集まる予定もあった。友人の誘いを断り、彼は成人式にも空手部の集まりにも顔を出すことはなかった。東京都大田区の自宅で父親をナイフで刺し、殺人未遂の容疑で現行犯逮捕された慶應義塾大学2年の鳥屋智成容疑者(20)のことだ。父親は間もなく死亡。警視庁は容疑を殺人に切り替えて捜査している。

 18日夜、酒に酔って帰宅した父親で、会社役員の鳥屋多可三(たかみ)さん(58)が次男に説教を始めたのに気づき、鳥屋容疑者は部屋を飛び出した。

「やめないなら刺すぞ」

 鳥屋容疑者と同じ空手部に所属した同窓生は事件を知り、「人を殺すような人じゃない。信じられない」と感じる一方、同時に中学時代を思い出していた。部活終了後、胴着を脱ぐと鳥屋容疑者の体にあざがあった。けんかでもしたのかと尋ねると、

「親に殴られた。父親は本当に厳しく、面倒くさい」



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