オザケン「空白期」からひもとく 小沢健二の「理念」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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オザケン「空白期」からひもとく 小沢健二の「理念」

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メディアへの露出が途絶え、姿を見せなかった小沢健二は、一体どこで何をしていたのか(※写真はイメージ)

メディアへの露出が途絶え、姿を見せなかった小沢健二は、一体どこで何をしていたのか(※写真はイメージ)

 小沢健二が再始動した。メディアへの露出が途絶え、姿を見せなかった彼は、その間一体どこで何をしていたのか。書店・リブロの野上由人さんがおすすめする『小沢健二の帰還』(宇野維正著)は、オザケンの「空白期」にフォーカスした一冊だ。

*  *  *
 小沢健二が「帰還」した。19年ぶりのシングル発売、いくつものテレビ出演、本の出版、5月には武道館ライブまで予定されている。

 1998年に日本を離れてから約20年の「空白期」。いったい彼はどこで何をしていたのか。

 小沢健二の「活動」を追い続ける音楽ジャーナリストが、主に「空白期」に発信された小沢健二の言葉と音楽から、その表現の核心にある「理念」(本当のこと)を読み解く。

 また、その「理念」にふさわしい方法論を模索し、独自の発信環境や表現手段を創り出す過程に着目して、表現者・小沢健二の戦略と戦術を解き明かそうとする。

 きっと今の小沢健二は、90年代の「王子様」よりずっと強い。本書は、その直感を補強する資料となる。「帰還」の年に直ちに刊行されたことに感謝したい。

AERA 2018年1月22日号


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