薄毛の薬はEDになる? ハゲのメディア「ハゲランド」で真相追求 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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薄毛の薬はEDになる? ハゲのメディア「ハゲランド」で真相追求

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市岡ひかりAERA
薄毛研究家 高井智久さん(35)/薄毛を楽にするメディア「ハゲランド」の運営に携わる。自身も8年間薄毛に悩んだ経験から、薄毛に悩む人の相談に応じている(写真:本人提供)

薄毛研究家 高井智久さん(35)/薄毛を楽にするメディア「ハゲランド」の運営に携わる。自身も8年間薄毛に悩んだ経験から、薄毛に悩む人の相談に応じている(写真:本人提供)

 見た目を大きく左右する、髪の毛の問題。薄毛の人の悩みを軽くしようと、少し変わったアプローチをする人がいる。薄毛・ハゲを楽にするメディア「ハゲランド」の運営に携わる高井智久さん(35)だ。

「薄くなったかも」。高井さんが自覚したのは、27歳。以来、毎朝鏡の前で、「もうダメか」「まだ大丈夫」と自問自答した。この頃が、他人からの視線が気になる最もつらい時期だった。

「誰にも頭を見られたくないし、『僕の人生どうなっちゃうんだろう』とまで悩みました」

30代手前のある日、鏡の前の葛藤は突然終わりを告げる。自分は薄毛だ。そう認めると、肩の荷が下りたように感じた。

 この頃から、実体験を踏まえた薄毛に関する情報をブログで発信するように。すると、次第に知人からこっそりと相談される機会が増えた。「AGA(男性型脱毛症)の薬を飲むとEDになるってホント?」「あの育毛剤、本当に効くの?」。情報収集を進めたが、ネット上には真偽の怪しい情報も。そこで、実際にクリニックなどに聞き取り、正確な情報を発信した。

 様々な薄毛に悩む人にも会った。はた目には薄毛に見えないのに「就職に不利になる」と頭にAGAの注射を打つ20代、「女性と付き合えなくなる」と本気で悩む人もいた。「ハゲランド」はスキンヘッドのハゲタレント「たけちゃん」らと共に運営。たけちゃんは完全に自身のハゲを受け入れ、ハゲをネタに笑いを取るコンテンツもある。高井さんも、笑ってもらえると単純にうれしい。それでも、極端に薄毛をバカにされるといい気はしない。

「僕もまだ完全には薄毛を受け入れきれていないのかも。でも、そんな自分のままで発信し続けたいです」

(編集部・市岡ひかり)

AERA 2017年12月4日号より抜粋


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