収納王子コジマジックに「アパート経営」をあきらめさせた「お金のプロ」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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収納王子コジマジックに「アパート経営」をあきらめさせた「お金のプロ」

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宮本恵理子AERA#仕事#朝日新聞出版の本#読書
「お金」の知識に基づく「稼ぐ力」が大切(※イメージ写真)

「お金」の知識に基づく「稼ぐ力」が大切(※イメージ写真)

 アドバイスを受けた9人は20代から50代までの男女。中には、“収納王子コジマジック”こと小島弘章さん(44)もいた。

 テレビの情報番組などでも活躍する小島さんは「収納で日本中を笑顔にしたい」と、収納に関するコンサルティングなどを行うケイスタイルという会社を経営。「収納検定」なる検定まで作ってしまったつわものだ。

 一方で、タレントの先輩たちが多く手がける「アパート経営」にも関心を持っていた。自身のノウハウを生かした「収納特化型アパート」として差別化する計画で、土地の候補もほぼ決まり、あとはハンコを押すだけという段階で、泉さんのもとへ。「背中を押してもらうつもりで行った」という小島さんだが、話を聞いた泉さんが、

「アパート経営より、はるかに成功確率の高く今すぐ始められるプランが考えられますよ」

 と言い出した。理想の収納を「アパート」としてではなく別の形にして「貸す」ことで、最大の利益を得られるという。

 たった1時間の相談で、小島さんは懐に用意していた不動産の契約書類を白紙に戻すことを決断し、新たな商品設計に着手した。現在、社内で専門チームを立ち上げ、商品開発が進んでいるという。

「大げさでなく、私の人生を大きく左右する転機になりました。『成功のためには、それなりのコストをかけなければ』という思い込みがありましたが、自分の強みの活かし方を知れば、ローリスクでチャンスを広げられると教えていただいた。いくつもの発見がありました」(小島さん)

 ほかにも、副業で始めたネットの家電販売の売り上げアップをねらいたい30代男性、実家の空き部屋で民泊を始めたい30代女性、経営するカフェのこだわりを守りながら規模拡大する方法を探す30代男性などが登場。泉さんのコンサルティングで、彼らのビジネスプランはどう変わっていくのか――。

 働く人なら誰にでも、ヒントの多い1冊となるはずだ。(ライター・宮本恵理子)


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