「クレイジージャーニー」でおなじみ写真家・佐藤健寿の不思議で奇妙な旅 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「クレイジージャーニー」でおなじみ写真家・佐藤健寿の不思議で奇妙な旅

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本山謙二AERA
インドの「母なる川」ガンジス川。今も輪廻転生を願い、遺体を燃やして灰を流す儀式が行われている(撮影/佐藤健寿)

インドの「母なる川」ガンジス川。今も輪廻転生を願い、遺体を燃やして灰を流す儀式が行われている(撮影/佐藤健寿)

佐藤健寿(さとう・けんじ)/フォトグラファー。武蔵野美術大学卒。近刊に『世界不思議地図 THE WONDER MAPS』(朝日新聞出版)。写真は同書刊行記念イベント(中目黒 蔦屋書店、6月8日)時のもの(撮影/佐藤健寿)

佐藤健寿(さとう・けんじ)/フォトグラファー。武蔵野美術大学卒。近刊に『世界不思議地図 THE WONDER MAPS』(朝日新聞出版)。写真は同書刊行記念イベント(中目黒 蔦屋書店、6月8日)時のもの(撮影/佐藤健寿)

 子どもの頃、世界の不思議やミステリーに心ひかれた経験はないだろうか。その感触を思い出させてくれる本がある。

【フォトギャラリー】佐藤健寿の『世界不思議地図』

『奇界遺産』やテレビ番組「クレイジージャーニー」(TBS)でおなじみのフォトグラファー・佐藤健寿さん。世界各地の不思議なものや奇妙なものを追い求める、その旅は100カ国を超える。そんな佐藤さんの『世界不思議地図 THE WONDER MAPS』が、大人も子どもも楽しめると話題だ。不思議な事件・出来事・物・場所・お祭りなどを写真と解説、さらに阿部結さんによる300点以上のイラストで紹介している。

「(この本は)私が子どものころから描きはじめ、現在まで更新し続けている、いわば自家製の、とっておきの世界地図です」

●新たな目を見つける

 雪男やネッシー、チュパカブラといった不思議な逸話の数々、そして実在する奇妙な施設や遺跡。好奇心あふれる子どもを意識した本作りは、漢字にフリガナが振ってあることだけではなく、エリアごとに異なるイラストで枠囲いするなどとともに、この本の個性となっている。

 ブルガリアの中西部、シプカ村のそばにあるモニュメントホール「共産党ホール」は、1981年、ソ連の共産党によってつくられたが、現在では廃墟になっている廃墟マニアの聖地のひとつだ。台湾の「彩虹眷村」は、もともとは第2次世界大戦後に中国からの亡命軍人を受け入れるためにつくられた特別区のひとつ。住民が減った後、ある老人が空き家となった家々の壁に絵を描き始め名所となった。イタリアの「サンタ・マリア・デラ・コンチェツィオーネ教会」は、ローマにあるカプチン修道会の教会で、独特の納骨堂が有名。イギリスの「レッド・サンズ要塞」はロンドン・テムズ川河口部にある海上廃墟。もとは第2次世界大戦中、敵国ドイツの爆撃機をくいとめるためのトーチカとしてつくられたものが廃墟化した。


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