ロクテンハチ通知で大学に新学部続々「言われるままで情けない」? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ロクテンハチ通知で大学に新学部続々「言われるままで情けない」?

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徳島大生物資源産業学部新学部の農場となる場所に立つ辻明彦教授(中)ら。県から借りた約14ヘクタールの敷地内では、豚舎と植物工場の建設が進む(撮影/編集部・古田真梨子)

徳島大生物資源産業学部
新学部の農場となる場所に立つ辻明彦教授(中)ら。県から借りた約14ヘクタールの敷地内では、豚舎と植物工場の建設が進む(撮影/編集部・古田真梨子)

 6月8日、各大学に政府の政策として、文科系学部の統廃合が示された通知が届いた。「ロクテンハチ通知」と呼ばれる、その通知の内容はこうだ。

「特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については(中略)、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むよう努めることとする」

 この通知が全国の大学に与える影響はかなり大きいようだ。

 徳島空港からバスで20分。アクセスのよい徳島大学キャンパスは、美しい校舎に手入れの行き届いた街路樹が映える。

「大時計の照明は、OBである中村修二先生(米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)が開発した青色発光ダイオードを使っているんですよ」

 そう教えてくれた辻明彦教授は、徳島大が生き残りをかけて16年度に新設する「生物資源産業学部」の立役者だ。

「四国4県で唯一、農系学部がなく、地元経済に貢献できる人材を育てようと以前から新学部の設置構想を進めてはいたが、14年から本格的に文科省との相談を始めました」(辻教授)


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