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若者の旅行離れ ライバルは「インターンシップ」?

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カンボジアなどで現地の人たちとサッカー交流する「FOOTRAVEL」は「男子にもっと海外に出てほしい」という趣旨で風カルチャークラブの担当者が企画した(撮影/編集部・高橋有紀)

カンボジアなどで現地の人たちとサッカー交流する「FOOTRAVEL」は「男子にもっと海外に出てほしい」という趣旨で風カルチャークラブの担当者が企画した(撮影/編集部・高橋有紀)

「最近は夏休みの学生をインターンシップに取られつつある」と嶋田さんが言うように、旅行の競合はインターンシップ。もはやレジャーではないのだ。

 じゃらんリサーチセンターの国内の宿泊観光に関する調査では、人口減少以上のスピードで旅行人口の減少が進んでいるという。同センターの加藤史子主席研究員によれば、特に男性が顕著で、20~34歳の男性は2008年度から13年度までの間に人口では12.8%減なのに対し、旅行人口は22.2%減。

「若者世代に限ったことではありませんが、繰り返し旅行に行く人とまったく行かない人の二極化も進んでいます」

 業界を引っ張るのはシニアだが、関連各社が重視するのは若者。若いときの旅行経験が、将来的な旅行頻度に大きく関係するという統計があるからだ。

 観光庁は、13年2月から「若旅★授業」というプロジェクトを始めた。出張授業で旅の意義や素晴らしさを伝える。世界一周旅行の経験のあるはあちゅうこと伊藤春香さんなどが講師を務め、中学校から大学まですでに20回を開催済みだ。

AERA 2015年8月31日号より抜粋


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