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キャリアの「下山」上手くできない人の共通点

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モチベーションを保つには…

モチベーションを保つには…

 会社に長く勤めていれば、ポストオフ(役職離脱)やキャリアダウンを経験することもある。もしそうなったら、どのようにしてモチベーションを保てばいいのだろうか。キャリア「下山の研究」をする中原淳さんは、こう話す。

* * *
 日本はこれから“定年無効化社会”になっていくと思います。社会保障がぐずぐずと先延ばしされるのですから、あり得ない話ではありません。大学院生と共同で昨年から「下山の研究」を始めました。

 新人が組織の中でキャリアアップしていくことを「登山」と呼ぶなら「下山」はその逆。ミドルエイジがいかに自分のキャリアを収束させ、生活に困らない待遇を維持しながら下りられるかという研究です。

 これには降格、ポストオフなどネガティブケースがからんできますから、研究事例はまだほとんどありません。

 今後、会社人生はとてつもなく長くなる。「いかに下山を成すか」は、これからの10~20年、人材開発研究の裏テーマになっていくでしょう。

 まだ確固たる知見はありませんが「うまく下山できない人」には共通点を感じます。

 それは、過去の成功体験。だから、過去のやり方を捨てられない→学ぶことや変わることから逃げる→やる気を失う。悪循環です。

 もともとポストや職場が変わるとき、前職で学んだことが次に生きるとは限りません。 そんなとき、必要な知識を「学び直す(Relearn)」、または「今までの知識や技術を捨て去る(=学習棄却、Unlearn)」ができるかどうかが、上手に下山する鍵になります。

AERA 2015年5月18日号より抜粋


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