私たちって、管理職になれる? ナナロク女子のキャリア論 (2/10) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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私たちって、管理職になれる? ナナロク女子のキャリア論

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編集部 木村恵子、小林明子AERA#仕事#働く女性
就職活動で打ちのめされた経験が多い「ナナロク女子」。管理職登用のチャンスが巡ってきたが、積極的に踏み出すかどうか迷う人が多い(撮影/写真部・東川哲也)

就職活動で打ちのめされた経験が多い「ナナロク女子」。管理職登用のチャンスが巡ってきたが、積極的に踏み出すかどうか迷う人が多い(撮影/写真部・東川哲也)

 入社後は営業部門を希望したが配属されず、管理部門や事務部門が長い。管理職になるには「現場経験が少ない」のが悩みだ。

 先日会社で開かれた、女性の管理職登用のためのセミナーに参加すると、管理職になった40代の女性が現場経験を積むため、志願して営業部門に異動したという話を披露していた。自分もそこまですべきか、悩ましい。

「やる気はあっても自信が持てない。同世代の女性は仕事にかけるより、結婚・出産重視派も多いので、会社で浮くのが嫌で、やる気を押しだせない。この世代の特徴です」

 国も企業も強力に推し進める「女性の活用」。グローバル競争に勝ち抜くためにも、管理職層に女性が必要というのは、各企業の共通認識だ。だが、担い手になるはずの76年前後生まれの女性たち(ナナロク女子)は様々な壁を前に立ちすくんでいる。その一つが、管理職なんて無理という「内なる壁」だ。

 別の金融機関で働くBさん(40)は管理職一歩手前。上司との面談で指摘された。

「与えられた課題はしっかりやっているけれど、今後管理職になるには、もっと人を巻き込んで自分から前に出て仕事をやっていくように」

 図星だ。不況の先頭世代なので、部署に後輩がずっと入ってこないことも多く、“下っ端慣れ”している。指示された仕事は的確にこなすが、上に立つのは苦手だ。


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