斎藤佑樹 日ハム入団前から分かっていた「欠点」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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斎藤佑樹 日ハム入団前から分かっていた「欠点」

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 25歳になり、「王子」ではなくなった斎藤佑樹。彼は今かつてない苦境に立たされている。

 千葉県鎌ケ谷市にある鎌ケ谷スタジアム。周囲に梨園が点在するこの北海道日本ハムファイターズの2軍練習施設が、今季の斎藤の居場所だ。彼はここで再起を期し、トレーニングを続けている。7月末の土曜朝、斎藤を見に行った。

 やや小柄な彼はグラウンドですぐ目に留まった。この日は背番号「18」を付けておらず、背番号を付けたほかの選手やコーチと区別しやすかったのだ。キャッチボール、守備練習とメニューをこなす斎藤。

 一人だけの特別練習を始めた。腰を落としたまま投球姿勢に入り、右腕のしなりを何度も確かめ、目の前の小さなネットに投げ込む。彼は投手生命を賭けて「肩に負担のない」フォーム確立に取り組んでいた──。

 早稲田大学でもエースで活躍した彼は10年秋のドラフト1位で日ハムに入団。札幌ドームでファンを前に単独の入団会見、ファンとマスコミでごった返した春のキャンプと「佑ちゃんフィーバー」は続いた。成績は6勝6敗。

 2年目の昨季は晴れの開幕投手となり完投勝利。「持ってる男」と呼ばれた彼は「いまは『持ってる人』ではなくて、背負ってます」と胸を張った。だが夏には2軍落ち、5勝8敗の成績に終わる。

 右肩の異変は11月、初めての日本シリーズ登板で起きた。「右肩関節唇損傷」。肩の関節をスムーズに動かす部位が傷ついていた。斎藤佑樹は7月、テレビのインタビューに答えている。


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