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ネガティブモデル・栗原類の母 彼の性格について話す

《業界コンフィデンシャル 松本佳子》

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芸能ライター・松本佳子AERA

現代の肖像 小島慶子 (eAERA) [Kindle版]

北原みのり著/戸澤裕司写真

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 2012年の「新語・流行語大賞」の年間大賞はスギちゃん(39)の「ワイルドだろぉ」だった。芸人が年間大賞を取るのは08年のエド・はるみさんの「グ~!」以来4年ぶり。だがそのスギちゃんより今年人気急上昇だったのは、ネガティブモデル・栗原類くん(18)だろう。私も出演していた、いまはなき深夜情報番組「芸能★BANG+!」出演がきっかけで大ブレーク。いまやバラエティー番組にひっぱりだこ。最近では『ネガティブですが、なにか?』なる本も出版したほどだ。

 日本人の母とイギリス人の父との間に生まれたハーフで、177センチのイケメン。なのに口を開けば、抑揚のないしゃべり方で「孤独、ひねくれてる、根暗、哀れ」などと自身のことを評し、「来年にはこの世界から消えています」と消極的すぎる発言。

 作ったキャラではないか? という人もいるが、違う。彼の初ロケに一緒に行ったこともあるし、隣り合ってメークしたこともあるが、本当に素のまま、テレビのまんま。ただ私の印象は“ネガティブ”ではなく、“クレバー”だ。聞かれたことにマジメに答えるし、返答も速く、言葉のセンスも猛烈にいい。

 また、彼のお母さん(音楽業界で翻訳などをしているらしい)は彼のことを「謙虚なところがすごくあると思う」とも評している。思わず年齢詐称ではないかと思ってしまうが、本当にまだ18歳。少し前にテレビでタレントの小島慶子さんと対談する番組を見たが、年齢差23歳(対談時)にもかかわらず、対等に渡り合っていた。というか、むしろ小島さんの悩みや愚痴を栗原くんが聞いている感じだった。達観しすぎだろう、と思わずテレビに突っ込んでしまった。

 初めてのロケでも臆するところはなく、カキ氷をはじめて食べてみたり新しいことに挑戦しているところをみると、チャレンジ精神は旺盛。決してネガティブなだけではできない。

 厳しい芸能界、来年以降残っていくのはスギちゃんか、栗原くんか。ただ、栗原くんには芸能界以外にもいろいろな可能性がありそうだ。

AERA 2012年12月17日号


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