6月号
英文学者・文芸評論家 阿部公彦 Abe Masahiko
教室で体感する小説的世界

2014/06/11 17:15

 大学の教室で文学作品を扱うのには困難が伴う。とりわけ小説は難しい。大学という場の性質上、どうしても“解釈”や“議論”を看板にかかげたくなるが、そもそも小説とは「俗」に発するもの。それなのに日常生活の中でほとんど小説など読まない今の若者に対して、小説作品についての精妙な解釈を開陳したり、複雑な議論を熱っぽく展開して何の意味があるのか。

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