今ご自身の着ている洋服、果たしてサイズはきちんと合っているでしょうか? 形、柄、色、スタイル、素材はうまく調和しているでしょうか?



 オシャレをするのにも、ついついオンとオフの日を作ってしまうもの。上質な洋服は特別な日のためにとっておきたいと考え、オフの日には着られるものなら何でもいいと思ってしまいがちの方も多いのではないでしょうか。



 しかし、スタイリストのジョージ・ブレシアさんは本書『似合う服がわかれば人生が変わる』の中で、「ファッションのレベルを上げたいと思っているなら、特別な日にしか身につけないアイテムを、普段着にも取り入れるのはいちばんの方法」といいます。



 本書では、クローゼットに揃えておきたい22の定番必須アイテムの紹介、自分に似合う洋服の選び方のポイント、着回しテクニックなど、知っておきたいファッションにまつわる知識が豊富に綴られていきますが、ここではその中から"ウエストを細く見せる5つの方法"を見てみましょう。



 どんな体型であっても、まずウエストは必ず強調することが重要だという、ジョージ・ブレシアさんオススメのウエストを細く見せる方法。



 1つ目は"ベルトをすること"。ブラウスやシャツなどの上からベルトをすることにより、太くて存在感のあるベルトならばコルセット効果、細いベルトならば繊細なアクセサリーの役割を期待でき、コーディネートも一瞬にして引き締まるそう。



 2つ目は"トップスの裾を入れること"。これにより洗練されてほっそりした印象になるそうです。



 3つ目は"ウエストを強調するアイテムを選ぶこと"。ウエストにギャザーやタックの入ったものなど、自然にウエストを強調してくれるアイテムを選びましょう。



 4つ目は"補正下着の力を借りること"。

 そして5つ目は"色のコントラストを意識して組み合わせること"。



「ダークカラーのスリムなタンクトップの上に、明るい色か薄い色のブレザーやカーディガンをはおりましょう。または、明るい色のインナーの上にダークカラーのジャケットかカーディガンをはおり、上からベルトを締めてみてください」(本書より)



 ジョージ・ブレシアさんは、洋服には気分を変える力があるため、服装に気を配ることは、沈んだ気持を明るくする最良の方法だといいます。人生のスランプのときにこそ、オシャレに気を配る心の余裕がないときにこそ余計、日々の洋服を見つめ直してみてはいかがでしょうか。