中国ビジネス界では「ちょっと抜けてる」くらいがちょうどいい? 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

中国ビジネス界では「ちょっと抜けてる」くらいがちょうどいい?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 昨年、雑誌『BRUTUS』(9月1日号)で特集が組まれた文化人・松浦弥太郎さん。雑誌「暮らしの手帖」の元編集長で、東京・中目黒の書店「COW BOOKS」のオーナーでもあり、文筆家としても知られています。



 そんな松浦さんの新著『世界を「仕事場」にするための40の基本』では、異国での暮らしで、世界の友人から学んだ成功への秘訣が綴られています。

 

 たとえば、松浦さんが慕う"アメリカのお父さん"からは「気配りのないところに、ビジネスの成功はない」、フランス人の友人からは「(中略)よく遊んでいなければ、よい仕事ができるはずはない」......等々。著者が身をもって知ったビジネスの基本には、どれも説得力があります。



 また本書では、中国の客家(はっか)からの知恵も紹介しています。客家とは、漢民族の少数派のひとつにもかかわらず、中国ビジネス界で大活躍するすぐれた財界人を多数輩出していることでも知られています。



 その客家から学んだビジネスで成功する条件は、「愛きょうがあること」。「この人ちょっと抜けてるなあ」という印象を相手に与えるくらいがちょうどよいのだそうです。「頭のよい人間を尊敬する一方で警戒心をいだくこと」が人の本性で、「好きな人を応援し、好きな人の幸せを求めること」が人の原理だから、というのがその理由。



 真面目であることや頭のよいことをあえて見せず、ジョークを言ってみたり、少し抜けているように振る舞ったりすること。これが「非常に賢い人でも賢さを表に出さない」という客家人の流儀なのだと松浦さんは言います。



 男も女もビジネスで成功したいなら、まずは「愛きょう」から......。今日から始めてみてはいかがでしょうか。


(記事提供:BOOK STAND)

トップにもどる BOOKSTAND 記事一覧

続きを読む


関連記事関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい