日本政府観光局によると、2月19日に発表した「1月の訪日外国人客数」は、前年同月比41.2%増の94万3900人。1月としては過去最高の数値で、単月でも昨年7月の100万3000人に次ぐ2位となり、その数は日に日に増えているようです。



 富士山や和食など、日本にはたくさんの見どころがありますが、我々日本人は、外国人の人々からはどのように映っているのでしょうか。日本在住10年の文化様式学者アラン・スミシー氏は著書『正しい日本人のマナー』の中で、外国人から見た日本人の不思議を紹介しています。



ギャルは一見怖いが根はやさしい

 どこからどう見てもキャバクラ嬢にしか見えないギャルは、意外と曲がったことが嫌いなフシがある。電車で席を譲るなど、お年寄りにも優しい一面も。



■オタク青年は学者並みの専門知識

 秋葉原からクールジャパンを支えるオタク青年たちは、一を聞けば十返ってくる博識ぶり。シャイなので、まずはメールのやりとりから始めましょう。



■オーサカノオバチャンに敵なし

 圧倒的な押しの強さで我を通しまくり、基本的に聞く耳を持たないのが、オーサカのオバチャン。つるむとやっかいさが10倍増し。



■怒らせると無駄に怖いオーサカジン

 妙なイントネーションでなれなれしいのが特徴。基本的に口が悪いため、怒ると大変怖い存在でもある。目が細く、歯が出ているイメージ。



 若干偏りがちな分析も各所に混ぜ込みながらも、日本人は基本的には「行列行動」のできる国民として紹介されており、スミシー氏も日本人の「規律」や「譲り合い」の精神を称賛しています。



 外国人から見た日本人の「ここがヘンだよ」。一度、外国人の視点から日本人という国民を観察してみるのもおもしろいかもしれません。