健康なからだに必要なものといえば、睡眠、運動、そして栄養。忙しい現代人はどれもおろそかにしがちですが、私たちが最もコントロールしやすいのが栄養、つまり食事ではないでしょうか。



 毎日の習慣だからこそ食べる順番や量に気をつかっている人も多いと思いますが、やはり大切なのは"何を"食べるかということ。普段の食生活の中でも特に不足しがちなものといえば野菜です。厚生労働省が発表している成人1日あたりの野菜摂取量の目標は平均で350グラム。しかし、「平成23年国民健康・栄養調査」によると、実際に摂取されている量は277グラムにしからないそうです。



 そんな私たちの野菜不足を解消してくれるものとして注目されはじめているのが「機能性野菜」という新たな品種の野菜です。これは、野菜は野菜でも少量で普通の野菜より高い栄養素を摂取することができるとても優秀な食材。例えばタキイ種苗が開発した「京くれない」というニンジンには抗酸化作用があるというリコピンの100グラムあたりの含有量が一般的なトマトの約2倍にもなります。



 クリスマスを目前に控えた12月11日には、150キロのダイエットで話題となったKONISHIKIさんと人気子役の本田望結ちゃんがこの「京くれない」と、同じくタキイ種苗が開発した"おいしいトマト"の代名詞である「桃太郎トマト」を使った「やさいのクリスマスケーキ」を披露。二人とも「ケーキの甘さを感じたあと、しっかりと野菜の味がしておいしい」と感想を述べていました。



 野菜不足を感じている方は、栄養を効率的にとることができる機能性野菜を取り入れてみるのもおすすめですし、KONISHIKIさんや本田さんが考えた今話題の「野菜スイーツ」にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。料理研究家の浜内千波さんは自身の著書『野菜パワーたっぷりのベジスイーツ』でたくさんの野菜のスイーツを紹介しています。メニューを見てみると「しょうがクッキー」や「ブロッコリーのホットケーキ」、「ひじきのベイクドチーズケーキ」と、どれもユニークなものばかり。"野菜の女王"とも呼ばれる浜内先生のおいしいレシピに、ぜひチャレンジしてみてください。



<関連リンク>

「やさいのクリスマスケーキ」レシピサイト

http://www.takii.co.jp/info/news_131206.html